外食日報 | DDホールディングス代表取締役社長/グループCEO・松村厚久のオフィシャルブログ powered by Ameba

外食日報

7月23日の外食日報さんの記事に、

弊社にことを取り上げて下さった記事が

ありました。


嬉しかったのはもちろん、

大変勇気つけられましたので、

ここに、アップさせて頂きます。


外食日報さん、菅さん、有難う御座いましたm(_ _ )m


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自在観点



ワクワクとする要素はここにある



「いま、注目している外食企業はどこですか」と

たずねられることがある。



この質問は簡単なようで、なかなか難しい。

関心を持つポイントは人によって異なる。


例えば、業態やメニューといった分かりやすい点、

財務状態が良い企業を面白いと感じる人もいる。


こうした質問を受けると、

その人の関心事を探ってそのポイントに

近い答えを出す事が多い。


ずるいといえば、ずるい答え方という気もするが、

まったく的外れな答えを出すのも気が引けてしまう。


ただ、額面通り面白いなと感じている外食企業もある。


さまざまなコンセプトレストランや

ダイニングを展開するダイヤモンドダイニングだ。


本誌でも度々、新店オープンの記事を掲載している。


最近では19日付で、屋台料理や和食を提供する

「夜祭個室風芽車(かざがぐるま)、

「もつ鍋・肉刺し一〆煮太郎(いちしめにたろう)」と

いったコンセプトの異なる2店舗を

同日フロアに出店している。




ダイヤモンドダイニングは「100店舗100業態」を

目標とし、これまでにもさまざまな業態を

開発してきた。


その業態は核となるコンセプトレストランや

ダイニングからFRや自然食ビュッフェまで、

よく考えつくなと思うほど多岐にわたる。


なかには、戦国時代をコンセプトにした

ダイニングなど、

「こんなに思い切ってしまっていいのかしら」と

感じるような店もある。




同社は業態開発において「おもちゃ箱」の

ようにワクワクとする店づくりに

挑戦しつづけるという方針を掲げている。


おもちゃ箱」という言葉は同社の特徴を

よく言い表すものだ。


店舗の一覧は本当に「おもちゃ箱」の

ようであり、次はどんな店がオープンするのかと

楽しみになってくる。


現在、ワクワクとするという要素を

軸として店づくりに取り組んでいる企業は

あるようで、ないのではないだろうか。


これに挑戦している同社は

とても貴重な存在であり、

高く評価されることを願わずにはいられない。

 


外食はさまざまな要素で構成される。

かつてはワクワクとするという要素、

言い換えれば楽しさの占める割合が

高かったはずだ。


経営環境が変化して、

楽しさの占める割合は少しずつ

削られてしまったように感じられる。


楽しさは収益に貢献しない無駄な要素と

して片付けられてしまったのだろうか。


利用客が外食に楽しさを求める気持ちを

なくしてしまったとは思えない。


楽しさに目を配る余裕が

なくなってしまっただけだろう。


ダイヤモンドダイニングはワクワクと

するという要素が強い武器であることを

思い起こさせてくれる。


楽しさという要素で外食に風穴を開けて欲しい。


                    [菅]