みなさま、お元気ですか?
今日は、神話の世界に皆様をお連れしたいと思います。
古事記や日本書紀に登場する「やまたのおろち」のお話です。
だいしんちゃんは子供の頃からずっと、「大きな暴れん坊の蛇」くらいにしか考えていなかったのですが、とんでもない!!この方、なんと8つの頭と8本の尾を持ち、目はほおずきのように真っ赤で、背中には苔や木が生え、腹は血でただれ、8つの谷、8つの峰にまたがるほど巨大な怪物という、どうやらとてつもなく恐ろしい奴のようです(笑)。
しかも、村の8人姉妹の娘を毎年一人ずつ7人目まで食べてしまって今年は8人目を狙っていたようです。
そんな時に高天原からスサノオノミコトというそれはそれは強い神様の登場です。見事この凶悪なおろちを退治してくれた、というお話です。
しかし、この「やまたさん」、見た目の恐ろしさ同様に非常に強い奴でして、いかに神様とは言え、シラフではヤバイと思い、7回絞って造った強い酒(八塩折之酒)を8樽用意して、「やまたさん」の頭一つに樽一つを飲ませようと試みました。「やまたさん」はどうやら大酒飲みのようで、しっかりと樽を空けてしまって、酔いつぶれたところを退治されてしまいました。
「おろちの舌鼓」
「やまたのおろち」が飲んだ凄いお酒、そんな凄い一本を、近い将来銀座だいしんでもご用意できそうです。
これは出雲のお酒なんですが、諏訪大社は出雲大社とも所縁のある神社です。神様繋がりで縁起も良いということで、入荷を決めました。
アルコール度数19度、という強いは発砲系のお酒ですね。原材料は五穀米を使い、限りなく当時のお酒に近い味わいです。
歴史ロマンがお好きな方にも、楽しんでいただける一本だと思います。入荷が決まったらまたお知らせしますね。