人生100歳時代と言われるようになり

老人ホームを

セカンドライフの場所として

選ばれる方も多くなりました。

 

 

もし、あなたが

親御さんの入居されるホームを

探すとしたら、

 

 

どんなホームを選びますか?

 

 

 

老人ホームの入居規定には

「他入居者への迷惑行為があった時は

 退去を求める場合があります」

という文章に類する決まりが

大抵書かれています。

 

 

そして、この決まりを

実際にどのように運用するかは

ホーム毎に、千差万別です。

 

 

 

 

老人ホームで良くあるのが

誤侵入」などとも言われますが

自分の部屋でなく、他入居者の部屋に

入ってしまうことです。

 

 

認知症が原因で

自分の部屋がわからなくなって

自分の部屋かもしれないと思って

間違って入る。

 

 

「他の人の部屋だから入ってはダメだ」

という判断が認知症で出来なくなって

その扉の向こう側が気になって入る等

 

 

原因は色々ですが

入られる側の言葉で言いかえれば

他の人が勝手に自分の部屋に

入ってくる状況です。

 

こういう問題が起きたとき

 


多くのホームは、

誤侵入の原因を考えて対策を工夫して

なんとか解決しようとします。

 

 

例えばお気に入りの絵を扉に貼り

自分の部屋だとわかるようにしたり、

 

 

誤侵入が起きやすい時間帯を調べて

その時間帯はスタッフがその方に

付き添う等。

 

 

 

 

しかし、一方で

誤侵入が何回か続いたタイミングで

「迷惑行為なのでご退去願います」

と退去による解決を

早期に図るホームもあります。

 

 

誤侵入してしまう側

誤侵入される側では

立場や思いも異なります。

 

 

誤侵入してしまう側にとっては

「すぐ退去させられた!」になりますし

誤侵入される側からすれば

「すぐ退去させてくれた!」

になるかもしれません。

 

 

退去を求めるのが

良い悪いという話ではありません。

 

 

 

どう判断して、どう対応するか

にそのホームの個性が出ます。

 

 

 

 

見学の時に

「これまでに

退去を求めたケースはありますか?」

と聞いてみて、その回答から

そのホームのカラーを探るのも一案です。

 

きょうも訪問

ありがとうございます。

 

 

このブログが少しでも

あなたの老人ホーム選びの

お役に立てたら嬉しいです。