人生100歳時代と言われるようになり

老人ホームを

セカンドライフの場所として

選ばれる方も多くなりました。

 

 

もし、あなたが

親御さんの入居されるホームを

探すとしたら、

 

 

どんなホームを選びますか?

 

 

 

老人ホームに入職したてのスタッフが

まず一番に覚えなくてはいけないことは

何だと思いますか?

 

 

それは、入居者さんの

顔と名前と部屋番号を一致させて

覚えることです。

 

 

名前を見たら頭にお顔が浮かび

お部屋の番号もさっと

思い出せなくては

仕事になりません。

 

 

洗濯物を畳んでも

お部屋に届けられません。

 

 

そして、洗濯物なら部屋番号を

見ながら届けることもできるし

もし、お部屋を間違ったとしても

「あ、ごめんなさい」で

済むかもしれません。

 

 

 

でも、それが

薬だったらどうでしょう?

 

 

全員が集まる広い食堂で、

食後にお席に薬を届けるのが

よくあるスタイルです。

 

 

入居者さんの顔と名前を

覚えていないスタッフが

うろ覚えで、席に薬を届ける。

 

 

ご本人の薬ではなく別の方の薬を

飲ませてしまう事故、

誤薬が起こる可能性大です。

 

 

 

 

血圧の低い方に

降血圧剤を飲ませたり

糖尿病でない方に

血糖値を下げる薬を飲ませたら

命にだって関わります。

 

 

新人スタッフには

服薬介助はさせないと

決めているホームもあります。

 

 

服薬のルールが厳格で

スタッフ二人で薬袋の名前を確認し

一人のスタッフが薬を届け終わるまで

もう一人のスタッフが見届けることで

事故を防いでいるホームもあります。

 

 

 

故意ではないにしても

起こってはならない誤薬という事故

スタッフの入れ替わりの多いホームでは

とかく起こりがちな事故です。




そのホームの配薬のルール

見学の時に確認しておくと

良いことのひとつです。

 

 

 

きょうも訪問

ありがとうございます。

 

 

このブログが少しでも

あなたの老人ホーム選びの

お役に立てたら嬉しいです。