人生100歳時代と言われるようになり

老人ホームを

セカンドライフの場所として

選ばれる方も多くなりました。

 

 

もし、あなたが

親御さんの入居されるホームを

探すとしたら、

 

 

どんなホームを選びますか?

 

 

 

老人ホーム探しも

ネットが活用される時代です。

 

 

月額利用は〇〇円までと

条件検索をされる方も

多いと思います。

 

 

利用する側としては

毎月決まって出ていくお金ですから

似た条件なら、安い方が良い!

それは当たり前のことです。

 

 

では、老人ホームを運営する側が

なるべく安くサービスを提供するため

削減する費用は何だと思いますか?

 

 

それは、人件費と食材費です。

 

 

 

 

きょうは、人件費と食材費が重なる

食事の提供について

お話したいと思います。

 

老人ホームの食事を

ホームの厨房で調理する場合

食材費と光熱費と人件費がかかります。

 

 

でも、調理せず既製品を調達すれば

調理員の人件費が削減でき

温めるだけの光熱費になり

食材費も一定に抑えられます。

 

 

ゴミも減るし

運営としては賢いやり方です。

 

 

 

最近の高齢者施設向けの

既製品はとても良くできています。

味付けも見た目も上等です。

 

 

 

ただ、私には気になることが

3つあります。

 

 

一つ目は生、もしくは生に近い

野菜の提供がないこと。

 

 

ビタミンが摂れないし、

便秘もふえます。

 

 

 

 

二つ目は同じ味付けの物が

一定のサイクルで提供されるので

美味しくてもやはり飽きてしまうこと。

 

 

毎日、厨房で調理すると

少し甘かったり、塩っぱかったり

茹で方が少し違ったり

 

 

こういう少しの変化のあることが

飽きない食事に

つながっている気がします。

 

 

 

 

三つめは加工度が高まるので

食材そのものの持つ栄養素が

かなり減ってしまうこと。

 

 

 

老人ホームに入居してから

毎日三度食事を摂ることを

考えると、

 

 

私は、既製品だけを提供する

老人ホームは選びたくないなあと

思います。

 

 

 

 

ホームを見学するときに

「朝食の提供は、何時からですか?

朝早くから来てくれるスタッフさんを

確保するのも大変でしょう?」

などと、聞いてみるのもよいですね。

 

 

その答えの中に

ホームの工夫や考え方が

見えるかもしれません。

 

 

 

 

 

月額利用料が安いからを

まず一番にしてしまうのは

少し危険だなと思います。

 

 

きょうも訪問

ありがとうございます。

 

 

このブログが

あなたの老人ホーム選びに

少しでもお役に立てたら嬉しいです。