『ハッピーホーム銀翼の森』の看板犬に
早くなりたいランと
改修工事リスタートに向けて
金策などなど奔走中のみちこです
(ブログの中ではです)
私の介護職歴はホームヘルパーがスタート
勤めていた会社は
介護業界では最大手?のB社
在宅と施設の部門があります
高齢者の方のご自宅(在宅と言います)に
うかがって仕事をしていた私に
ある日謎のミッションが
〇〇ホームに行くように
色々あると思うけれど
普通にやっくれれば良いから
色々ある?
普通にって何?
施設部門へ転属になりました
1(高齢者)VS 1(介護者)から
複数(高齢者)VS 複数(介護者)の世界へ
カルチャーショックともいえるような
面食らうことばかり・・・
それはさておき
その〇〇ホーム
入居金○千万とかの
いわゆる高級有料老人ホーム
施設長は前任者から変わったばかりの
新任のホーム長
60名ほどの入居者さんのひとりに
さんがいらっしゃいました
さんは長身の素敵なレディ
おうちにたくさんの使用人が
いらっしゃるような暮らしをされて来た方です
保証人は娘さん
さんは
さん命
ほぼ毎日のようにホーム来訪
さんのお好きなお菓子や
高級な素敵なお洋服がお土産
そのさん
認知症が進んできて
入浴が大嫌い
なんだかんだと理由をつけては
お風呂はNo
排泄の失敗も増えてきて
施設としては当然、
入浴は必須と考えているけれど
さんのご意向も無視できず
なかなか入浴ができません
するとさん
「母は毎日お風呂に入っていた人です
綺麗好きなんです
お風呂を嫌がるなんてありえません」
「1週間に2回は入浴って
入居の時のお約束ですよね」と
長に詰め寄ります
入浴ができたかできないか
さん毎日
長に確認
「まだ、お風呂に入れてないんですか
一体幾ら払ってると思ってるんですか!
必ずお風呂に入れてくださいね」
来訪時に入浴を確認
入浴できなかった日は
あとから必ず電話がかかってくる
さん、怒ってるから声が大きい
長の受話器から筒抜け
長も堪りません。
フロアリーダーに指令
「
さんを必ずお風呂にいれて!」
するとさんに入浴だと言わずに
浴室にご案内することになる
さんは当然怒る
手が出て足が出て
スタッフも三人がかり
二人で体を押さえて、一人が体を洗う
なんとか入浴が終わった時には
さんは鬼の形相、
スタッフは引っかかれたり、かまれたり
毛を引っ張られたり、血が出るほど
当時わたしは転属になったばかり
年はくってますが新人
先輩についてOJTの日々
横目で「うわー、ないわー」と
心に思うだけ
さんは必死に抵抗
スタッフは必死に入浴介助
さんは
さんを清潔にさせたくて必死
長は
さんの攻撃を回避のに必死
みんなが全然違う方向に一生懸命
さんはますます拒否が強くなり
短パンのスタッフ(入浴介助担当)を
見ただけで激昂
さんの要求はますますエスカレート
スタッフは、もうここでは働けませんと
退職が続き
長も神経をやられて休職の後、退職
それぞれの一生懸命がかみ合わなくて
〇〇ホームがとんでもないことに
なってしまいます
少しずつホームの様子もわかり
ホームの介護にどっぷりつかることに
なったの話を
これから何回かに分けて
お話したいと思います
高級有料老人ホームってね色々あるんですよ