みなさま こんばんは
ハッピーホーム銀翼の森の看板犬になりたいランです
ここのところ、なんだか元気です。
↑これっくらいの横木なら、ぴょんと跳んで越えられてます
昨晩、夜勤に入ったら、担当階の入居者さんが二人お看取り対応になっていました。
そして、担当階は一番介助量の多いフロア・・・
わーお、これは無事に朝を迎えられるように気合を入れないとと思いました。
お看取りの入居者さんは、ご状態の急変の可能性も高いのでこまめにご様子確認が必要。
またこれをしている間に、他の入居者さんへの対応が遅れて事故になったりしたらそれも大変
夜間帯は人手がないのでね、いろいろなことがなかなか怖いのです。
お看取りということであれば、少しでも苦しくないように穏やかに過ごせるようなお手伝いができたらと
思いますが、そもそものがパツンパツンの業務量の夜勤
いやあ緊張致しました。
お看取りのおひとりは、「喉が渇いた」と言われたので
ベッドをギャッジアップして、小さなスプーンで様子を見ながら
ポカリスエットを何口かお口へ・・・
喉の渇きが少し癒えたのか「あ~っ」とむせることもなく
喉を鳴らすようにして落ち着かれ
やれやれ良かったと思ったら
もう一人のお看取りの方は、幻覚や幻聴が強くあって
「水を手に欲しい」とか、「びしょびしょなタオルが欲しい」と言われたり
???と困って、水を手に垂らしてみても、「これじゃお湯じゃないの」と言われたり
きっとご本人も身の置き所がないほどつらいのでしょう
そして、何とも言えない体全体の不快感があったのか体力も相当落ちているはずなのに、
ご自身でむしり取るようにオムツを外してしまわれて、オムツをつけようとすると断固拒否
仕方ないかぁと様子を見ていたら、それは当然、時間がたてばそのまま排泄があって
着替えたり寝具を総取替したり・・・
施設でのお看取りは、やはり、かなりのマンパワーがないと
ご本人にも申し訳ないし
スタッフも正直かなりしんどいですね
『ハッピーホーム銀翼の森』でも入居時はお元気でも
年数が経てば、ホームでのお看取りというケースも当然出てくるでしょう。
今回派遣先でしているこういう経験も、これからのホームを考えるために必要な経験なんだなあと思いました。
そして、朝、なかなかに驚いたのは、
「スプーンでポカリ」の記録を読んだスタッフさんに
「え、ペットボトル渡して、ご自身で飲んでもらっちゃダメなんですか?」と聞かれたこと
あっ、いえ
、しっかり目が覚めてて、自分でペットボトルが持てて、自分のペースで飲めるんだったら
勿論それが一番いいのでしょうけれど、夜、うつらうつらしているお看取りの方に、「はいっ」とペットボトルを
渡す勇気、というかイメージが私にはなくて
うーん、この温度差というか、感覚の差というか
対人援助業務は難しいです
明日はもう月曜日、良いい一週間になりますように
ラン&みちこ