みなさま こんばんは

ハッピーホーム銀翼の森 看板犬のランです

ゴールデンウィーク最後の今日はいかがお過ごしですか?
横須賀は今日はお天気が良くなくて、少し冷え冷えするくらいでした。
さて、昨日の夜勤でOJTをした新人スタッフさん、出身は東南アジアです。日本で暮らし始めてもう20年になるそうで、とても丁寧な日本語を話します。入居者さんとのコミュニケーションは多分、全く支障ないじゃないかな

派遣先ホームには彼女以外にも、南アメリカ出身のスタッフや、東南アジア出身のスタッフもいます。皆、日本語が上手だし、仕事もとても熱心



これからますます人材不足が予想される介護業界、外国人介護職に頼る割合はどんどん増えて行くのだろうと思います。
神奈川県の総合計画、かながわグランドデザインでも外国人介護職の登用がプロジェクトの課題の一つになっていて、外国人介護職の有資格者を増やすことが、ひとつの数値目標になっています。それも大切でしょう。しかし、日本語の会話は得意でも、漢字の入った文章の読み書きとなると、なかなか難しく感じる方が大部分なのではないでしょうか…
外国人介護職と一緒に働いてみて、まず必要な課題は、【どのようにして働いてもらい易くするか】という、受け入れ先機関を対象とする研修のような気がします。
受け入れ先がハードとして工夫できる事
例えば、入居者さんの名前はローマ字を併記するとか、記録は手書きでなくアイコンを選べば良い様なソフトを選ぶ等、先例をたくさん集めたら良い工夫が見つかって、外国人介護職の負担が減るのではないでしょうか?
そして、もともと居る日本人スタッフへの研修も

やはり島国根性と言われる、「自分とは違うものを弾き出そうとしがちな傾向」に目を向けて、そこをきちんと意識してウェルカムな受け入れ土壌を作って行くこともとても大切なことだと思います。
今の派遣先にも「○○さん(外国人スタッフのこと)記録書かないんですよ!あり得なくないですか
」と目を三角にしてぶつぶつ言う人も居て…


勿論だんだん書けるようになったら良いけれど、ちょっと代わりに一行書いてあげて、その時間に外国人スタッフには他の事してもらう!っていう柔軟性というか、自然に支え合うみたいなのもいいんじゃないかなぁと思いますが、考え方も色々ですね



ゆっくり穏やかな夜になりますように
