こんばんは
『ハッピーホーム銀翼の森』看板犬のランです![]()
今年初の夏日、昼間は窓から入ってくる風が気持ちよくてお昼寝
さて、昨日1日が夜勤入り、今日2日が夜勤明けでした
出稼ぎ先は、一晩の夜勤者が3名、3フロアあるので、夫々1フロアを担当
交代で休憩を取るので、誰かの休憩中は2フロアを受け持つことになります
基本は自分の担当フロアに滞在し、休憩中のスタッフのフロアでコールが鳴ると移動してフォロー対応します
昨晩はフォローフロアのコールが多く
階段駆け下りたり、駆け上がったり・・・
ナースコールだと
トイレに連れてって、のどが渇いた、電気消して、テレビのリモコン拾って、布団かけて
などなどのご要望が多いかな?
すっ飛んでいかないといけないのが、センサーコール
ひとりで歩くと転ぶ危険の大きい方のお部屋からのコールです
ベッド横の床にセンサーマットが敷いてあって
ベッドから足を下ろしてマットを踏むとコールが鳴る仕組みです
そんな訳で、コールが鳴ったら速攻、駆け付ける要ありです
昨日もフォローフロアのセンサーコールが鳴って、ぎゃっと思って階段駆け下り
訪室したらそこの入居者さん、もうベッドから立ち上がって歩こうとしていて・・・
いやいや、あぶない、あぶない、冷や汗ものです
トイレにご案内!
担当フロアに戻ったら、またまたフォローフロアでセンサーコールがピロリン!
わーおっと訪室して、電気をつけたら入居者さんの顔が血だらけ
何々とよく見たら、鼻血ですね、
鼻血が出てびっくりして目が覚めて起き上がろうとしたみたいで・・・・
いやいや、こっちもびっくりびっくり
指で鼻をほじって出血した様子だったので、顔と手と暖かいタオルで綺麗に拭いてリネン交換
そうこうしているうちに、自分の担当フロアのナースコール
きゃっ戻らなきゃ!なかなか運動量多め・・・
そして、夜も明けてだんだん明るくなって来て
さてさて、これから自分で起きられない入居者さんを起こしますよ~というタイミングで
下の階の夜勤者が青ざめた様子でやってきて
「大変なの、来て、来て ◎◎さん血だらけなんだって」と・・・
第一発見したスタッフがスマホで直接連絡くれれば良いのに、
二人とも何やってんだと違和感を感じつつ、駆け付けてみると、
◎◎さんが床に座って後頭部からかなりの出血の跡、洋服も床も血だらけ
意識ははっきりして、話もできる 血はもう止まりかけてる
自分で手足は動かせるし、他の骨折はない様子
「今血圧だけは計ったんですけど・・・」と◎◎さんの横でしゃがみこんでいるスタッフ
おいおい、どれくらいの時間こうしてたんですか(←心の声)
「枕して横向けにそうっと横になってもらって」
「毛布かけて」と 指示を出してから
施設長に電話、家族に電話、救急車要請、救搬準備、とバタバタ
救急車到着まで結構時間かかるなと思ったけれど、考えてみたらここにも新型コロナ禍の余波が・・・
救急隊の方々もいつもと支度が違いました
ゴーグル、N95マスク、予防ガウン、手袋等々、
119番直ぐ出動っていう訳に行かないんですね
◎◎さん、幸い、1㎝ほどの裂傷で、病院で手当てを終えて
みなさんが朝食を召し上がっている最中に戻って来られ
お腹空いたとお食事完食。大事に至らず良かったです。
気持ちにひっかかっているのが、スタッフのコール対応
携帯しているホームのスマホには、全フロアのナースコールとセンサーコールが表示されます
コールに対応すると表示が消えます
夜半から今朝がたにかけて、頻回に鳴っていた◎◎さんのセンサーコールとナースコール
都度対応していると思っていたけれど・・・
窓際から入り口までについていた血の跡と血の渇き具合
コールにすぐ対応してたら、ああなるかなぁと疑問が
夜勤、なかなか忙しいし、夜によってはめっちゃ運動量多いこともあるし
「え~っそんなことでナースコールばしばし押さないで欲しいなあ」
「夜は人手薄なのでよろしくお願いしまうっ」
「今夜は眠りが浅いのかなぁ、〇〇さんセンサー鳴りっぱなしだなあ」ってこともあって
疲れてくると、うんざりという気持ちも出て来るのは正直なところです
でも『コール鳴ったらすっとんで行く!』は自分も含めて絶対外してはいけないなあと思っています
鮮血と共にスタートした5月の夜勤ですが
この後は平穏な夜勤になって欲しい
ではではみなさまおやすみなさい
