みなさま おはようございますハート

ハッピーホーム銀翼の森、看板犬のランですしっぽフリフリ

台風19号の動きが気になりますアセアセ

 

認知症の方のトイレのケアは難しい

お母さんの派遣先ホームの話です

トイレに行った後、何分もしないうちに

「すみません、トイレ!」と繰り返し言われる方がいらっしゃる

 

時間に追われているスタッフは「すみません、トイレ!」に正直なところ困り果ててる

 

スタッフの対応はまちまち

「はい、行ってみましょう!」とトイレへ一緒に行く人

「行ったばっかりでしょ!出ないから大丈夫よ」と声掛けをする人

「そんなにトイレばっかり行ってちゃだめっていったでしょ!」とお説教する人

「はい、ちょっと待っててねー」と返事する人

「…」 無言で通り過ぎる人

などなど

 

トイレに行き過ぎると膀胱に貯められる尿の量が減って、ますますトイレが近くなるから

トイレに行き過ぎるのは確かに良くない。

 

しかし、ご本人にすれば、失敗をしてはいけないえーんと大真面目

誰も連れて行ってくれないと、ますます「すみません、トイレ!」と必死の連呼

一緒に過ごしている入居者さんたちの表情もだんだん曇ってくるショボーン

 

この方、まだ字も読めるし、言われてることはわかる方

紙に

『トイレに10時に行きました。次のトイレは11時に行きましょう』と書いて渡してみた。

そして、席を掛け時計が見えるところに移動。

「すみません、トイレ!」と言われたら、一緒に、そのメモを読み、時計を指さし確認

そうしたら、「あ、トイレ10時に行ったのね」とちょっと落ち着いた

メモを読んで、時計を見るを何度か繰り返すと、「すみません、トイレ」発言も減ってOK11時にトイレへ

失敗無しキラキラ「大丈夫でしたね」と声をかけるとご本人も「うんうん」と笑顔ニコニコ

 

一緒に居る入居者さんにも「あんた、大丈夫よ、〇〇時に行ってるから」と応援されて

一時間ごとにトイレメモの時間を書き換えるだけで、「すみません、トイレ」の連呼なく落ち着いて過ごせたグッ

 

ちょっとした工夫でうまくいけばとってもラッキー

でも毎度うまくいくとは限らないし

毎日、担当スタッフも変わるから同じ対応をするのが難しい

いいかも!と思ったらやってみてくれるスタッフが増えると良いんだけどね・・・

 

無視と説教だけは禁止にしないといけないけど😞🌀

 

トイレのケアは本当に難しい!

誰だって失敗したくないし、失敗を知られたくないからね

だから、パットやリハビリパンツを、トイレに流しちゃったり、洋服ダンスに隠しちゃったりあせる

スタッフがいない間に、上手に植木鉢にご用が足してあったりと、もう色々ありすぎて

たかがトイレ、されどトイレです

 

各地の台風の被害がどうぞ大きくなりませんように

犬ランハート