知り合いがほとんどいない中学校に進学した自分。
今振り返っても全く友達がいなかったに等しい一年を送っていた。
進学してすぐにバスケ部に入ることを決めたので、大好きなバスケを朝と放課後に思いっきり楽しめることが唯一の救いであった。
しかしながら学校の休み時間において友達がいないと本当にやることがない。
中学一年の当時、日当たりが良い教室の中、学生がおもむろにそれぞれの時間を過ごす中、自分は中庭の池を眺めたり、宿題をしたりしてやり過ごしていた。
定食を食べていると味噌汁、漬物、副菜、主菜と塩辛い物が余りあることがあるが、当時の僕にとっては休み時間がまさにそういった余りあるものであった。
とにかくやることがない。
宿題をすっかり終わらせてしまうと、いよいよ困難な状況に置かれることになる。
そんな中僕が見つけた時間を無下にしない方法は読書と自習であった。
この2つが後々、僕自身の視野を大きく変えてくれることになった。