恋してもいいですか? 6-12 | ねーさんの部屋

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ユンジェの妄想部屋です(時々旅グルメ)

 

(ごあいさつ)

 

今日は、ジェジュンの誕生日ですね。

だから、頑張って続きを書きました。

でも、どうでしょうね…?

ねーさん☆に、これから原稿を送って、無事に本日中にアップされるかしら?

只今、21時51分…。

ちょうど、ねーさん☆が、寝落ち(うたた寝)している時間。

そうなると…、明日の21時更新かな。

(運がよければ、今夜、1月26日にアップされるでしょう。(笑))

 

今日は、仕事中に書類に日付を書くのが楽しかったです。

「あ~、今日は、1月26日なんだなぁ~」と何度も噛みしめてました。^m^

 

                    By 安寿子

 

 

 

 

 

 

恋してもいいですか? 6-12

 

 

「え~、でも、たまにすごく怒ることあるだろー。

『何度も言ってるのに~!』って。

この前も、廊下に靴下落としてたの見つけた時とか、すごい怒ったしー」

 

 

あら、ユノ君、子供っぽい口調で言い返してる。

 

 

「あ、あれは…!

だって、トイレの電気3回もつけっ放しにしてたし…。

洗面台のとこ、オレが片づけた途端に、すぐに散らかしちゃうし、

1日に3回注意することになったら誰だって怒るだろ~!

その上、靴下落ちてたのまで見つけて、ちょっと切れたんだよ…」

 

 

「トイレの電気は2回だったよ。その後からは、すごく気を付けたし。

洗面台の片づけたところをぐちゃぐちゃにして悪かったけど、

歯磨きチューブのキャップ飛ばしちゃって探してたらああなちゃったんだよ。

靴下だって、脱ぎ捨てて置いたんじゃなくて、洗濯しようと運んでた時に落としたんだ。

でも、あの時のジェジュン、怖くて説明できなかった」

 

 

ユノ君唇尖らせちゃって、むきになった子供みたいに言い返してる…。

そのユノ君を上目遣いに見返して、自分まで唇尖らせたジェジュンが、

眉毛を下げて申し訳なさそうに謝ったわ。

 

 

「あ~~…、…ごめ~ん…」

 

 

 

ハーーーー!!

 

 

・・・あんたたち、中学生!?

言い合う内容が、トイレの電気と洗濯物の靴下ー!

 

 

・・・そんな話、家でやんなさいよ…。(脱力↓)

 

 

 

すっかり、クールなジェジュンとイケメンなユノ君の

カリスマが崩れちゃったわよ…。

 

 

 

 

呆れながら2人の言い合いを傍観していたら、新しい客が店に入って来たわ。

 

 

「いらっしゃ~い」

 

 

確か…、22歳って言ってたかしら。

ここ最近顔を見せるようになった子よ。

ジェジュンがちょうど来なくなった頃から入れ替わる様に来だしたから、

ジェジュンのことも知らないと思うわ。

私に微笑み返して、その子はカウンターの席に座ったの。

ユノ君から1つ空けた席にね。

 

 

ユノ君は、ジェジュンの方向いてたから気づかなかったんだけど、

ジェジュンは、しっかり、その坊やのことチラ見して、チェックしたわ。

でも、“取るに足りず”と判断したみたいね。

すぐにユノ君の顔に視線戻して、にっこり笑ってみせた。

 

 

確かにジェジュンほどではないけど、この子もそこそこいいのよ~。

なんてったって“若い”もの!

 

 

ニューヨークヤンキースの黒いキャップを後ろ向きにかぶって、

グレーのスタジャンに細身のブラックジーンズ、白のスニーカー。

明るめの茶髪で、色白。目は一重。ピアスは、右に2つ、左に3つ。

ほら、SHINeeとかグループの右か左の端にいる子に似てる感じ。

ハイネックの白が効いて若さと清潔感があって十分かわいいわ。

 

 

「ママ、聞いて!」

 

 

「ヒョヌや~、そんな大声出さなくても聞こえるわよ」

 

 

「だって、嬉しくて興奮してんだもん!

見て、見て、このカタログ!」

 

 

「なによ~、それ~。

全部ブランド物のカタログじゃない。

グッチ、ブルガリ、カルティエ、クロムハーツ、ティファニー…、

高いとこのばっかじゃないの

こんなの見てどうするのよ、貧乏学生のくせして~」

 

 

「実は~~!

ボーイフレンドが、付き合って200日記念に指輪買ってくれるって言うから、

市内のブランドまわってカタログ集めちゃった~!

どれがいいと思う?!」

 

 

「200日記念の指輪! まぁ、すごいじゃない。

でも、あんたの彼って、同じ年だって言ってなかった?

学生風情がそんな店の指輪なんか買えるわけないでしょ~」

 

 

「そんなことないよ~。あいつバイトだってしてるし~。

それに、せっかくの200日記念だからちょっといいやつ欲しいじゃん」

 

 

「ちょっと…かどうかは、カタログ見たら分かると思うけど…」

 

 

ジェジュンがボソリと呟いた。

 

 

テンション高めのヒョヌの声は、カウンター周囲には、

聞く気がなくてもばっちり聞こえたでしょうけど、興味がなかったら聞き流すはず。

ジェジュンったら、興味ひかれたのかしら?

 

 

「あ…? お兄さんたち、もしかして、恋人同士?

そしたら、指輪のことなんか詳しいんじゃないですか?!

あ、お兄さんなんか指が長くて指輪似合いそう♡!!」

 

 

こらこら、ヒョヌや~。

その男だけは、ちょっかい出しちゃダメよ。

恐ろしい目に合うわよ~。

 

 

ヒョヌが、ユノ君の顔を、目を輝かせて上目遣いに見つめた。

 

 

「あ~、いや、俺は、指輪は全然分からないよ。

指輪とかしないしね。

俺より、ジェジュンの方が詳しいよ。な、ジェジュン」

 

 

ユノ君が、ジェジュンを振り返ってそう聞いたんだけど、

ジェジュンは素知らぬふりして、にべもなくこう言ったのよ。

 

 

「え?

オレも特に詳しくないよ。

だって、オレもあんまし指輪つけないし…」

 

 

「・・・、エエ~~!」

 

 

私とユノ君の、異議を唱える声が重なったわ。

 

 

 

 

             つづく

 

 

 

 

がんばって起きていましたてへぺろうさぎ(ねーさん☆)