私には一つ下の弟がいます。

元実家から車で15分~20分くらいの距離に住んでいて自営業

義妹は自身の友人のお店で週2~3日・数時間のパート(らしい)

専門学校生・高校生・小学生x2の子供あり。

 

彼と最後に直接会ったのはいつだったか思い出せません。

最後に電話で話したのは2017年の9月か10月頃

母の病気が発覚したころです。

さぁ これから大変だぞ というときに

この先 どうしたらいいのか相談したいこともあって

会って話をしたいと電話を私からかけたのが最後

「話すことなんてない。親の面倒は見ない。」と言われ

結局会えずじまい。

 

お正月に帰省したときも弟家族は誰も顔を出さなかったし

わが家での同居をすることにしたことが父の口から伝えられ

引っ越しの日にちが母の口から伝えられても

結局 引っ越し準備を手伝うこともなく

引っ越し当日に顔を見せることもなく

私たち夫婦に連絡をよこすことはそれっきりなく

今に至ります。

 

実は 両親と同居を始めて半年くらいたってから

弟に手紙を書きました。

父と弟はもともとお互いに言葉足らずで 

じっくり話をするタイプではないため

ことの経緯がきちんと伝わっていないんじゃないか と思うこともあり

母の症状がどうなのか、主治医から伝えられた今後の予測、

両親の経済状況のこと、同居するに至った経緯をすべてまとめ

正しく伝えておきたかったのです。

何も連絡をよこさないのは なにか誤解があるからに違いない

まだ 弟のことを信じたい気持ちがあったのです、この頃は。

だから手紙の中に いろいろ今後迷惑をかけるであろうことを承知で

同居しようと決断してくれた私のオットに対して

「両親をよろしくお願いします」のひと言を電話でもいいから

かけてもらえないか?ということも書きました。

ほんとは 人に言われて あぁ、じゃあ…ってことではないのは

重々承知だし、まもなく50になろうかとしているいい大人に

そんなことも言わなくちゃいけないのかと情けないのだけど。

ま、周りにだれもそういうことを教えてくれる人がいないのならば

姉出あるワタシが

 

電話では言い漏れたりすることもあるだろうし

感情的になってケンカになってしまうかもしれないし 

義妹や甥っ子たちにも 事情をきちんと知っていてほしいしということで

公平に情報が伝わるように あえて アナログですが 手紙(文章)という形で

はじめて 弟に手紙を書いたのです。

 

 

数週間後 返信が届きました。

 

 

が、差出人は 義妹で

「私たちは今は(両親の)面倒見れません。

○(弟)は口下手だから (連絡はしないけれども)

気持ちをわかってあげてください。

オットさんにはどうぞよろしくお伝えください。

皆さんどうぞお元気で

 

私は義妹のことを「家族」だと思って接してきたつもりだったけど

彼女にとっては私たちは所詮「他人」なんだな って感じた手紙でした。

彼女が手紙を書くことは弟も承知のことだろうし

「代筆だ」と書かれていたので 内容が二人の意向だとするならば

彼らに対する信用の糸は完全にぷつんと切れました。

 

「今は」面倒を見れない事情とか理由が書かれてあるわけでもなく

感謝してると書いてあるけど 

弟本人から「迷惑かけてごめん、よろしく頼む」の

たった15文字程度の言葉が言えないという。

口下手だから?

50になろうとしているおっさんが?

義兄にも実姉にも 数分で済むような電話1本かけれないって?

で、しょうがないわね で済ませて

「わかってください」なんてふざけたことをいう嫁もどうよ?

私なら 自分の言葉できちんと挨拶くらいするべき!と

ケンカになってでも旦那を説得して一緒に頭を下げに行くくらいはするだろう

車で2時間飛ばせば普通に来れる距離なのだから。

「どうぞお元気で」と他人みたいな挨拶で済まさない。

絶縁状ってことですかね???

あきれるやら 情けないやら 

オットに対して申し訳ないやら

もうもう気持ちはぐちゃぐちゃで怒りはマックスムキームキームキー

 

甥っ子たちには罪がない

じーちゃん、ばーちゃんには会いたいこともあるだろう

両親だって孫には会いたいだろう

(我が家には子はいません。ワンコはいるけど。)

このまま絶縁になるのだけはどうにか避けないといけない

そう思って そう自分に言い聞かせて

「面倒を見ない」と言い放った弟たちに対するあらゆる

気持ちを押し鎮めて 最大限の譲歩をしたつもりで出した手紙でした。

これで弟が動かないなら終わりだと覚悟して書きました。

 

で、終わっちゃいましたね。

 

たぶん 向こうも 絶縁したつもりなのだと思います。

だって いまだに 母の様子はどうかとか

両親の様子はどうかとか心配して連絡してくるわけでもなく

なーーーーーーーーんにも音沙汰ないんですもの。

 

もういいや。

 

私からはもう二度と連絡はしない。

腹をくくった という表現が妥当かもしれません。

弟はいないものだと考えて過ごしていくことに決めました。

 

ただ オットには 万が一 私の身に何かが起こり

私が自分で両親の面倒を見れなくなったときには

両親のことは 遠慮なく 弟のところへ放り出してくれ 

とお願いしてあります。

そのあとのことは知らんふりでよいと。

普通に考えたら私の方が長生きするだろうから

杞憂かもしれませんが。

 

弟夫婦と私たち夫婦、もともと仲が悪かったとかではありません。

甥っ子たちに毎年のお年玉だの

入学だなんだのお祝いことも ちゃんとできることはしていたし

じゅうぶんかわいがってきたつもりだし

弟や 義妹の相談にものることもあったし

普通に仲が良くしてきたつもり。

まさか こんな形で返されるとは 想像もしてませんでした。

 

人って変わるもんですね

こわいわー。