介護認定が下りた母に さてどんな介護支援が必要なのか?

さっそく支援センターの担当の方にあれこれ相談をはじめました。

何しろ介護支援制度が どうなっているかすら

これまでほとんど知らなかった世界なので

何もかもが手探り状態です。

 

目下の母の大きな問題は

①一日中ベッドで寝ていて 何も動こうとしないので 

 とにかく起きて身体を動かさせたい。

  → 寝たきり予備軍

     リウマチ治療の一環として硬縮をさけるためにもリハビリは必要

②家にこもりきり(一日寝てますからね)で社会とのつながりがないので

 頭を使うために家族以外の人と交流を持ってほしい。

  → 認知症予備軍

     同じ話を繰り返したり、火の始末を忘れたり、虚言があったり

     会話にならなかったり まぁ かなり危ない感じ

     たまに もう認知症来てるんじゃないか?と思うことも多々あり

 

恥ずかしながら 「デイサービス」と「デイケア」の違いすらわからなかった私も

知人に聞いたり ネットで調べたりしながら 情報を集めて

 「リハビリ特化型デイケア(通所リハ)」というものがあることを知りました。

 

午前か、午後の3時間程度、短い時間ながら 

健康状態などの様子を見ながらリハビリの運動を指導してくれるという

介護支援サービスです。 食事や入浴はありませんが

送迎はしてくれるとのこと。

できれば脳トレみたいなことまで してほしいと思っていたけれど

身体のリハビリメインなので それは期待できないとのこと。

でも運動後のクールダウンを兼ねて おしゃべりタイムもあるそうで

家族以外の人と 会話をしたり というのはできそう。

母のように介護予防を目的に来る人以外に 病院から退院後に

リハビリに来る人もいるらしく 比較的 高齢じゃない人もいたりするそうな。

「とりあえず行ってみな」と何度も言い聞かせ

3件ほどピックアップして 母を見学兼体験に行かせることにしました。

「3件のうち 一番気に入るところを自分で決めて良いから」と。

 

そして3件すべてを本人に体験させて

雰囲気、どんなことをするのか? 担当の人の印象etc.から

母本人がひとつ選び そこに週2回お世話になることになりました。

本人も想像していた お年寄りが集まってレクレーションを

楽しんだり 食事の介助がついたり とかいうデイケアとは

まったく違うことに納得した模様で 通うことは納得してくれました。

「あんな年寄りの幼稚園みたいなとこ行きたくない」とごねていた母

腰は曲がってしまい 見た目は80代という十分お年寄りな自分の姿は

まるで頭にはないようです。

 

昔 祖母に「ゲートボールやってみたら?楽しそうやん?」ってすすめたら

「あんな年寄り臭いことできん!」(祖母は当時80代でした)って言われたのを

思いだします。

都合がいいときだけ「年寄りなんだから そんなことはできない」と

年寄りぶって 変なとこだけ年寄り扱いするなと言う・・・

ほんっと めんどくさい!

 

行ってもらうことにした通所リハ。

送迎を含めて3時間ちょっとの外出となります。

(私としてはまるっと1日留守にしてほしいくらいだけど)

健康チェックをし、1時間ちょっと 準備体操にはじまって 

リハビリのマシントレーニング、歩行訓練~整理体操と運動があるそうで

あとは おしゃべりをしながらクールダウンを兼ねたティータイム

という流れだそうです。

 

まぁ。家の中では 常にベッドとお友達で

動く身体も動かさず

自分たちが飲むお茶すら入れることもなく

いつみても頭に寝癖を付けて

だらだらだらだら過ごされるのを見ている身としては

週二回でも 短時間でも 強制的にでも 

でかけて動いてくれるだけでありがたい。

 

今よりちょっとでも動けるように とまでは欲張りません。

この先 せめて現状維持ができるように 

寝たきりにはなってくれないように が目標です。