ずいぶんずいぶんお久しぶりになりました。

 

その間いろいろありました。

いちばん大きなこと それは

 

愛犬まるが虹の橋へ旅立ったこと

はやいものでもうすぐ1ヶ月が過ぎます。

これはまたいつか書きます。

 

 

 

 

そして今回まるのふるさと

福島県浪江町へ里帰りしました。

まるが浪江町から神戸に来たいきさつは

年前の3月11日に書いた記事がこちらです。

 

⇒言えなかった「すぐ帰ってくるよ」

https://ameblo.jp/gintequila/entry-12255438962.html

 

 

今日は私の備忘録としてこの旅を振り返ります。

もしよろしければお付き合いください。

 

 

 

2月18日私たちは仙台空港に降り立ちました。

私と夫は初めて東北の地を踏んだことになります。

コートのポケットにはまるがいます。 

 

 

空港でレンタカーを借りて南下します。

雪はありません。

普段でもそれほど雪は積もらないそうですがとくに今年は少ないそうです。

雪道の運転になれていない夫は一安心。

 

仙台東部道路から常磐自動車道へと進みます。

南相馬インターチェンジで降りて海沿いの道を進みます。

海沿いは更地がばかりが続いています。

あちこちが工事中。

工事関係者と工事車両ばかりです。

 

防潮堤や土地のかさ上げ工事です。

また防災林の植樹工事ということで

土を入れて樹が植えられています。

苗木はまだ小さくヒョロッと細いです。

 

防災の役目を果たすようになるまで

どのくらいの年月はかかるのだろう。

 

 

その中にぽつんと請戸漁港の文字に惹かれて車を寄せます。

福島県浪江町請戸(うけど)漁港

東日本大震災で大きな被害を受けて

なおかつ東京電力福島第一原発から約7キロに位置します。

 

帰って調べると昨年2019年10月に

水産業施設が完成したばかりのようです。

 

 

見晴台が設けられています。

海を見ると何隻かの漁船が係留されています。

 

 

 

反対側を見ると

 

 

なにもありません。

見晴台にある写真によると震災前は港のすぐ近くまで多くの家が建っています。

おそらく震災で流されたものでしょう。

 

 

 

 

 

そのまま海岸線を進みます。

風が強い日だったので波が高いです。

ここならという場所を見つけました。

ここにまるを帰そうと思います。

お骨の一部を散骨します。

 

浪江町は広いのでまるが町のどこに

住んでいたのかはわかりません。

この海に来たことがあるのかもわかりません。

 

でも少しでもふるさとの匂いのする場所に返したいと思ったから。

「ただいま」まるが里帰りしました!

 

 

浪江の町がどんなところか行ってみます。

一見町中はどこにでもある光景です。

昨年7月にオープンしたイオン浪江店の

年末72時間をとらえた番組が放送されました。

 

そのイオンを目指します。ありました。

広くはないけれど食料品、日用品などが

並ぶスーパーです。

場所を知らなければほんとうに

どこかの町にある普通の光景です。

番組にもでていた「なみえ焼きそば」購入。

IMG_3921.jpg

 

どこにでもある町のように見えて

よく見ると人が住んでいないと思われる家が

何軒もありました。

 

 

 

次の目的地は須賀川市阿部農縁。

そこまでの道中で思わぬ光景を目にします。

長くなりましたので次回へ続きます。