宇佐美りんさん
「推し、燃ゆ」
とても気になっていた作品。
文庫本派なので文庫化されるまで
この作品の情報はシャットアウトしていたので全く予備知識なしで読みました。
推しを推す女の子の所謂「推し活」的なお話かと思ったら...
芥川賞受賞作品なのでそれなりに重たいかな?と想像はしていたが。
ちょっと私は主人公にも彼女の周りにもイライラした。
いや。もぅダメでしょうこの子。
このままじゃダメでしょう。
非常に現実的な作品なのに
非現実的な...現実に向き合えないのか?逃げているのか?諦めているのか?
いやいや。ダメでしょ。
主人公も、母親も。父親も。
と。。。なんかタメ息が止まらなくて、なんかもぅ不快だ。
それじゃダメしょう。。。ばかりのタメ息。
はゆる世代が読む目線と
作者さん世代目線。さらにもっと若い世代目線で見え方、感じ方は全く違ってくるであろう作品でした。
推し活って夢があって楽しくてこそよね。
ページ数からは想像できない重量感のある1冊でした。