携帯を風呂に落とした銀穂(ギンスイ)でぇす(笑)
やっちまったよ、馬鹿だよおらぁ~。


そして思い知る。自分………。

携帯依存症やんけーーーーーーーっ!!


てなわけで。
ベルフェゴール@フラン@サブピグかんせーなう様から頂いたリクエストいっちゃっうぜ☆

銀魂の夢小説は久々で、目が飛び出ちゃいそうだ。

でもがんばる。だから何かくれ。


※夢小説を知らない方。男性。銀魂を知らない。迷い込んだ。
など上にあてはる方はお戻りください。
















*あれがそれでこれがどうした。*



やっと見つけた私の職。とんだ地獄だ。


「くっさ!!」


洗濯物片手に、嫌な顔を露にする。だから男は、とか何でこんな臭い、とか暴言が次々と飛び出す。

職を探していたあの頃に戻りたい。真撰組の女中なんてもう嫌だ。

そりゃ~確かに、土方さんとか沖田さんに会えるから良いと思った。
けれどそれもただの世迷い言。
現実はどうだ。

隊士達の服を洗う際に出る、魔の香り。毒だ毒。
それに加え、土方、沖田ファンのあの鋭い目付き。

それは女中だけでなく、外の人間からも当てられる。

こっちを見るな、空を見ろ。鳥がほら、船にぶつかって…………。


「ど、ドンマイだよ、鳥………ってこの服…異常にワラがついてる……あ、沖田さんか」
「呼びやした?」
「うぎゃっ!!」


突然聞こえた声に、変な声をあげてしまった。後ろでクスクス笑っているのがわかる。


「沖田さん……」
「総悟でさぁ~」
「仕事はいいんですか?」
「まぁな」


またサボっているんじゃないか、そんな考えしか浮かばない。
そしてワラ付きの制服を水につけ、バシャバシャ洗う。
そうすれば、沖田さんは隣に腰を下ろした。


「それ、俺のじゃねーか」
「やっぱり…」
「昨日、呪いのワラ人形作ってたんからな。」
「お疲れ様です」
「あぁ」


沖田さんと会話をしてる。
じつわ、こんなまともに会話をしたことが、今までない。そのせいか心臓がうるさい気もする。
だが、背中に突き刺さる、冷たい目線を、今やっと感じ取る事ができた。


(女中さぁあん!貴女達、沖田ファンだったんですね!こっち見ないで!)


後ろの物陰から感じる、複数の視線。
私は沖田さんに別れを告げ、その場から逃げた。

丁度洗濯は終わり、次は干す作業。
場所移動の言い訳にピッタリだった。



バサッと風になびく洗濯物。先ほどより、爽やかな匂いになった制服達を、次々と干していく。
今日は晴天。洗濯を乾かすには、もってこいだ。


「頑張ってんな、」
「?……ひ、土方さん!」
「よう」


今日はいい日だ。憧れの2人から、声を掛けられるなんて。
幸せを噛み締めるように、洗濯物を強く掴んだ。

だが、土方さんの背後に見える、複数の人影。

前言撤回。今日は厄日だ。


(女中さぁぁあん!あんたら仕事しろよ!こっち見んなよ!!)


歪んでいく、私の顔を心配してくれたのか、土方さんが近寄ってくる。

いやぁぁあ!こっち来ないで!光栄なんだけど、来ないでぇえ!

そう願うが、私の体は動かず、土方さんとの距離が縮まる。
そしてとんでもない一言が、土方さんから、発せられた。


「手伝うか?」
「はい!?」


何を言っておられるんでしょか!ちょっ、女中さんたちこっち見ないでってば!

首を横に振り、全力で断っているのにも関わらず、土方さんの手には、いつのまにやら洗濯物がある。


「し、仕事は!」
「終わらせた」
「では、休息を」
「済んでる」
「私の仕事ですので!」
「高い所まで届かね~だろ?」


あぁああああああ!!
だから、なんでそんな優しいんですか!

泣きたくなる衝動をこらえ、女中さん達から、意識を離した。こうなれば、
もうなるようになれと言うことだ。

私は多くの洗濯物を持ち、土方さんの仕事を減らすべく、動きを早めた。

度々後ろを見れば、冷たい視線をくれた、女中さん達はもういない。ため息がでるのは不可抗力である。


「疲れたか?」
「いえ!全っ然平気です!」
「そーか」
「っ!?」


不意に出てきた、小さな笑顔。土方さんの笑顔なんて、生まれてこのかた見たことない。今にでも死にそうだ。
そんな自分に言葉が来た。


「来週の土曜……暇か?」
「え?……暇…ですけど」
「じゃあどっか行かねぇか」
「あ、いいですね……………………は?」


いやいやいやいやいや、まてまてまてまて。
どっか行く?どっかってどこ。じゃなくて、土方さんと2人で?え?ん?は?


「ふ、ふふふふ2人でですか?」
「……あぁ」


まってまってまってまって!!
そんな、ででででデートみたいな!?
持っていた洗濯物にシワが入ってく。
フリーズした頭は、うまく言葉を生み出さない。
そして誰かが、混乱状態真っ盛りな私の肩を掴んで、その人物の方へと寄せる。


「やめてくだせぇよ土方さん、こいつは俺の女ですぜ?」
「ああ?」
「…………はぁあ!?」


赤面した顔は、いつの間にか現れた沖田さんに向けられ、驚きの声をあげる。

土方さんはなにくわむ顔で立っていた。


「そいつの反応からして、嘘だな。」
「こいつは照れてるだけでぃ」
「いやいや!付き合ってなんか!……っぅぐ?!」
「しー」


口元を押さえられたと思えば、この至近距離。
紅が一層増したのを感じる。


「無理矢理彼女にしてんじゃねーよ。困ってんだろ、そもそも、そいつはお前なんか好きじゃないと思うが?」
「それは土方さんの方なんじゃねーですか?」
「はっ、それじゃ来週のデートで、どっちがこいつをおとせるか……勝負しよーぜ」
「受けてたちまさぁ~、ただし。それまでの期間は何でもありでどうです?」
「いいだろ、」


話しが解らない。どーなっている。何故女中さん達の視線があんなにキツイ。今までのと比じゃないくらい怖い。

目に写る女中さん達と、沖田さんの腕の中という、最強コンボに、私はどうにも出来ない。

だが、土方さんは話しが決まったか、満足そうな顔をしている。
そして沖田さんの声も、それに近い。

けれども、今はそんな事関係ない。
誰か私を助けてくれ。そして状況を簡単に説明してくれ。

そう願えば、案の定、沖田さんから解放され、今話した事を説明された。
けど顔近い。


「とまぁ~そういう事でぃ、わかったか?」
「………」


そう聞かれるも、答えは返さず顔を下に向けた。
そして洗濯物を沖田さんに渡し、足を踏み出す。

さぁ自宅まで全力疾走だ。



END。
(近藤さん。来週まで休みをください。)
(いやぁ~トシと総悟がな?そう言い出したら止めろと言われてるんだよ、ごめん!)
(………)
(えぇ!!ちょっと泣かないでぇぇえ!)
((女中さん達に何をされるか…助けて神様))







はいすいませぇぇええん!!なんだろこれ、
なんなんだろこれ。

沖田さんの口調覚えてねーし!終わり方微妙だし!!ベルフェゴール@フラン@サブピグかんせーなう様すいません!!

読んでくれた方々もすいません!

誰か俺に才能を!!




画像がないので、貼れません。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

そして。



さらば(逃亡)。