ようこその御運び、厚く御礼申し上げます。
本日はあっしが、姉ちゃんにピアノの手ほどきをした時のお話で御座います。
ある日あっしが、いつもの昼寝をきめ込んでおりやすと、どっからともなくいい音色が、こりゃいいってんで、音色を子守唄に、もう一眠りしようかと思っていると、うとうと~とすると、それまでの流れと、そぐわねぇ音が・・・・・
また最初の音色に戻りやして、うとうと~とすると、またそぐわねぇ音が・・・何度かそれを繰り返されやすと、
温和なあっしもちょいイラつきやして、音のするほうへ・・・・姉ちゃんが真剣な顔で、ピアノという箱を指で押しておりやす。
最初は、じっと見ておりやしたが、ついつい手が・・・・・・
ちょいと手解きなんぞ・・・・・
ついには、両手で・・・・・・え~教えて差し上げました、
教えて差し上げたはずなんですが・・・・・・
な!なんでしょ、その、写真にも写らないような、手の動きは?
ヒ!・・・・
グァシ・・・ポイ・・・・ヒュ~~バタッ
こ、こんなはずでは・・・・・・・
け、結果的にはもう一眠り・・・・・・・
お後がよろしいようで!