辛くて、苦しくて、もう消えたいと思う度、それでも差し伸べてくれる手があった。
未来に希望なんて無い、暗闇しか無いと思う度、そっと優しくともされる灯があった。
なんだ。また見えなくなっていたのか。
世界が悪夢だなんて、そんなの嘘だ。
だって、こんなにも温かいじゃないか。
周りをよく見渡せばそこかしこに灯がともってるじゃないか。
こんなにも優しい世界じゃないか。
こんな幸せ無いじゃないか。
私も誰かの心に灯りをともせる灯になりたい。
泣きたくなるくらい大好きだ。
生まれてきてくれてありがとう。
生きていてくれてありがとう。