素敵な贈り物

「ギャッベの森」で店番をしていると色んな方が来店します。絨毯を見に来る人、道を尋ねに来る人、おしゃべりしに来る人など…

その中に、骨董好きで絨毯を100枚持っているKさんというおじいさんがいます。
月に1回、護国神社の蚤の市へ出かけた帰りに戦利品を見せに来るようになりましたニコニコ

ある日Kさんが「家に絨毯を見においで」と誘ってくれたので、その頃の月曜日に間借りしてくれていたラグトカペトのまみょさんと2人で西宮まで絨毯を見に行きました。

Kさんのマンションの部屋中に和、洋、中国の骨董品が所狭しと飾られていました。絨毯はベンチシートの上に重ね敷きしてあったり、小さ目の絨毯が部屋に数枚敷き詰められていました。

他の絨毯は倉庫に置いているので、絨毯を全部写した写真のアルバムを見せてもらいました。
Kさん夫妻は50年ほど前にアフガニスタンや中国を旅行されていて、その時奥さまが手に入れた絨毯をきっかけに絨毯の収集が始まったそうです爆笑
アルバムには見たことのない絨毯が沢山載っていてとても勉強になりました。

今年に入ってからKさんがぱったり来なくなりました。
心配していたら電話がかかってきて、奥さまが突然亡くなられたそうです。お宅におじゃました時はお元気そうだったので驚きました。

以前、Kさんが自費出版した紀行文の本を借りていたのを返しに来てよと言われたので、後日西宮まで本を返しに行きました。

お宅に伺うと、大きな仏涅槃図が飾られていました!
ネパールの仏絵師注文していたそうで、奥さまも仕上がりを楽しみにされていたそうです。とても美しい見事な仏涅槃図でした。

仏涅槃図はしばらくご自宅に飾った後、奥さまの供養に奥さまの出身地の九州のお寺に奉納するそうです。
色々お話をして帰る時に、奥さまの絨毯を数枚いただきました。どれも素敵な絨毯でした!その中の2枚をお店の棚の後に飾りました。奥さまの大切な絨毯をお店に飾ることで供養になればと思います。

またにゃ〜