潮は大潮。
正面から釣り座の左先端を掠め、
左後方へ近距離を本流が駆け抜けている。
かなり速そうだ。
撒き餌を超遠投で正面の本流に断続的に直接入れる。
それより手前正面の本流へ引かれる潮にも、やや散らして入れる。
仕掛けはその引かれ潮に吸い込まれる流れに
打った撒き餌付近に振り込む。
振り込んだ仕掛けの着水寸前。
しっかりスプールをサミングし、
付け餌は先、ウキは手前へ真っ直ぐに着水した。
ウキが沖に着水するよりも、
ウキから下の仕掛け全体が馴染む時間は早いはずだ。
同調した仕掛けは引かれ潮と共に本流に吸い込まれ、
上手く中層以下に馴染んだようだ。
ラインを打ち返しつつ左手前におっつけて来る分、糸フケを取る。
最早、イエローのストッパーは底潮を捉えており、
視認する事は出来ない。
釣り座左手では本流に直接入れ続けている撒き餌を
本命が盛んに補食し、乱舞しているだろう。
ウキは海面ギリギリを浮遊しながら左手前に到達。
ジッと凝視していると瞬時に掻き消えた。
咄嗟にアワせを入れるとドスン!
デカい!!
即座にそう感じた私は片手にタモを持ち、
ロッドを曲げたまま左先端に移動し、
やりとりを開始した!
愛竿はバット部までひん曲がり、
見事な弧を描いて相手を浮かせにかかる。
激しい根をかわしたものの、
相手はなかなか浮いて来ない。
相手は磯際のオーバーハングに切れ込むように何度も突っ込む。
ラインは出さず、その都度、腰を落としてボディーワークで応戦する。
暫しのやり取りの末、ようやく浮いてきたのは
海の色と同じ真っ青に輝く口太だ。
ロッドで練ったタイミングで海面を滑るように浮いた本命魚のデカさに目を見張る。
一発でタモ入れに成功し、暫し眼前に見る魚体に見惚れた。
同行のヤッさんが・・・
「でっ、でか~っ!!
余裕で50cm超えてますよ・・・」
との言葉を聞いてフッと目が覚めました
そうです。
これはワタクシが今朝見た夢だったんですな

海、ウキそして、クロ。
全てカラーでした
でも・・・
゛もう一回眠れば絶対にもっと釣れるはず。゛
朦朧とする意識の中、そう思い、二度寝しようとしました。
それは、
「ヲヤヂっ、朝っ!
」

と叫ぶ次女ミサの声で叶いませんでしたが・・・
こいヤバながら幸せな今朝の夢でした

名残惜しい気持ち、そう。
゛後ろ髪を引かれる゛とはこのコトですね。。。
内容は理想的な一発をモノにし・・・
゛眠りが浅くなろうが、こんな夢なら何回見てもいいなぁ゛
なんて思いました!
さてと。
そろそろ寝ますか

今夜も良い夢見れるかも



本日も一日お疲れ様でした(^^ゞ
明日もまたご安全に
