momoですニコニコ

本日はショット真面目なお話がありますショボーン

 

世界をまた、ウイルスが覆いつくそうとしている記事についてご案内します。

 

それが『サル痘』です。

 

サル痘とは?

1)概要
サル痘はリスなどのげっ歯類が自然宿主として考えられ、天然痘同様の症状を伴う急性発疹性疾患です。従来、アフリカに発生する風土病であり、2022年1月以降、カメルーン、中央アフリカ、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ガーナ、ナイジェリアにおいて症例が報告されています。
2)症状
潜伏期間は5~21日(通常は6~13日)、致死率は数%~10%と報告されています。初期症状は、発熱、悪寒、背中の痛み、筋肉痛、リンパ節の腫れ等であり、発熱後1~3日で特徴的な発疹が顔や四肢に現れ、口の中や性器、目にも発疹が現れることがあります。臨床的には天然痘と区別が困難です。
3)予防法
サル痘の流行地では以下のような感染予防対策を心がけ、感染が疑われる場合には、直ちに医師の診察を受けてください。
●症状のある人の飛沫・体液等との接触を避ける。
●石けんと水、またはアルコールベースの消毒剤を使用した手指衛生を行う。有症状者が使用した服、寝具、タオル、食器等に触れる際は特に手指衛生に気をつける。
●サル痘を保有する可能性のあるげっ歯類等のほ乳類(死体を含む。)との接触を避け、野生の狩猟肉(ブッシュミート)を食べたり扱ったりすることを控える。
●イベント等、大勢の集まりに参加する場合は、人と適度な距離を取ること。

 

下記の厚生労働省が発表している記事をご覧ください。

 

 

 

 

こちらの記事を比較してみると解かりますが6/10までの感染状況と6/21に発表している感染状況を見ると感染者が600人ほど増加しています。

 

今最新の情報では韓国まで感染が及んでいるとのことです。

 

コロナに続いて次のパンデミックと言われています。

では治療薬はどのようなものがあるのか?

実際に存在するのか?

 

※こちらのSNS投稿などもご参考下さい。

ワクチン

サル痘と天然痘のウイルスは近しく、WHO(世界保健機関)は第1世代の天然痘ワクチンがサル痘に対しても最大85%の予防効果を示すと発表しています。

 

現在、天然痘ワクチンには2つの種類があります。

 

1つは、デンマークのババリアン・ノルディックが製造しているもので、地域によって「Jynneos」「Imvamune」「Imvanex」の製品名で販売されています。

このワクチンは、天然痘やサル痘を引き起こすウイルスに近いものの害が少ない、増殖力のない改変ワクシニアアンカラを利用したものです。

 

米国では、天然痘とサル痘の両方の予防ワクチンとして承認されています。

EU(欧州連合)では天然痘用として承認されていますが、医師はサル痘にも適応外使用することができます。

ババリアン・ノルディックは、サル痘を対象に含めるためEUの規制当局に適応の拡大を申請する考えを示しています。

このワクチンで報告されている副反応としては、接種部位の腫れや痛み、頭痛、倦怠感などがあります。

 

もう1つは古いワクチンで、現在は米国のエマージェント・バイオソリューションズが製造している「ACAM2000」です。

同ワクチンは感染性のある生きたワクシニアウイルスを使っており、ヒトの体内で増殖することができます。

ワクチンを受けた人の接種部位に未接種の人が密接に接触すると感染する可能性があります。

 

同ワクチンは、接種部位の痛みや倦怠感といったワクチンとしては一般的な副反応のほかに、心臓の炎症、失明、死亡など重篤な副反応の可能性があり、重大な警告が示されています。

免疫が低下している人など、特定の集団には接種することができません。

 

ACAM2000は、天然痘への感染リスクが高い人を対象に米国で承認されています。

EUではまだ未承認となっています。

 

抗ウイルス薬

サル痘の主な症状は、発熱、頭痛、発疹、膿をもった皮膚病変など。

症状は2~4週間程度続き、多くの場合は自然に治ります。

 

サル痘に感染した場合、輸液や二次的な細菌感染に対する治療が行われいます。

米国と欧州では、tecovirimatと呼ばれる抗ウイルス薬(製品名は「TPOXX」米国のSIGAテクノロジーズが製造)が天然痘治療薬として承認されています。

欧州の承認には、サル痘と牛痘も含まれています。

 

米国では、米チメリックスが開発した「Tembexa」というブランド名の薬剤も天然痘治療薬として承認されています。

サル痘に効果があるかどうかは未だ確認されていません。

 

いずれの薬剤も、予防接種によって天然痘が根絶されたあとに開発されたため、動物での研究で効果が期待できるとして承認されています。

 

備蓄

WHOは1980年に天然痘を根絶疾患に分類したが、生物兵器として使用される懸念があり、各国はワクチンを備蓄しています。

 

WHOはスイスの本部で、根絶プログラムの最後の年から240万回分のワクチンを保管しており、加えて、追加接種についてドナー国と3100万回分の誓約を交わしています。

 

米国当局によると、ババリアン・ノルディックのワクチンの国家備蓄は1000万回分以上あり、今後数週間でこのレベルは急速に上昇する見込みです。

ACAM2000も1億回分保有しているようです。

 

ドイツは、ババリアン・ノルディックのワクチンを4万回分注文し、感染者に接触した人に必要に応じてワクチンを接種できるようにしたと発表している。英国やフランスなどほかの国でも、感染者と密接に接触した人や医療従事者にワクチンを提供したり、接種を勧めたりする動きが出ています。

 

ババリアン・ノルディックは、年間3000万人分のワクチン生産能力を持つ。同社の広報担当社はロイターの取材に、複数の国がワクチンの購入に関心を示しているものの、生産を拡大する必要はないと語っています。

 

現在日本では、治療薬と言われているものはありません。

もちろん今回の騒動により各製薬会社がワクチン生成に奮闘しているものと思われますが、今回のコロナ治療薬でもお分かりのように日本は承認されるまでにかなりの時間を要します。

 

そのため、海外からの治療薬を頼りにするしかありません。

 

 

momoの会社では今後「サル痘」治療薬の輸入に向けて動きだします。

 

 

コロナも収束してきている中での新しいウイルス。

海外への渡航も可能になった今、海外での感染にお気を付けくださいプンプン