ファッションデザインの高校に通っている娘は
いつもすごく頑張ってスタイル画を
描いているのですが
今回、いつもと少し雰囲気の違う絵を描いてて
私が「これ、誰が描いたの?」と聞きました。
そしたら娘は
「今度の作品やけど…
これ、ほとんど先生が描いてるから
こんなん描きたくない。
こんなんで授賞しても嬉しくないし」
と、珍しく暗い表情で言ったのです。
普段も多少は先生からのアドバイスなどを
受けてはいるのですが
今回はなぜか先生からの手がかなり多かった様子。
私はそれに対して、娘に返す言葉が
見つかりませんでした。
ちょうど、いつも私の道標となってくださる
先生にお会いしたので、この話をしたのです。
そしたら、先生がさらっと言いました。
そうか、それはショックですよね。
自分と違うものを取り入れたり
受け入れたりするというのは
誰でも抵抗があるもんなんですよ。
でもね、その自分とは違うものの中から
○○ちゃんが
自分には無いものを
見つけられればいいんですよ。
なんと
思ってもみない考え方!
そう言われて、心がスッキリしました!
そうか、そういえば良かったのか!
「それ、帰ったら娘に絶対言います!」
そして早速娘に伝えました。
そしたら、娘の顔がパァっと明るくなって、
「おお、そっか!
なんか描く気が出てきた
」
と、笑顔。
本当にありがたい言葉をいただきました。
この言葉を素直に受け入れられた
娘の気持ちも本当に素敵です
私は子供の言うどんな言葉や行動も
常にプラスの言葉にして返すように
しているのですが
今回ばかりはプラスにしてあげる言葉が
見つからなくて、モヤモヤしていたのです。
本当に本当にありがたい言葉でした。
自分の意図せず、人の手が
加わり過ぎてしまった作品…
それに対して
「自分のじゃないからもう描きたくない」
そう思うのか
「ここから自分に無いものを、
たくさん見つけよう!」
そう思うのか。本当に大きな違い。
これから社会に出れば、人生には
理不尽なことがきっと色々あるんです。
その一つ一つに、敏感に反応しすぎて
自分を責めてしまったり
人に怒りを抱いてしまったりするのは
とても辛いこと…
足掻いても、悩んでも
きっとどうにもならないこともある
そんなとき、こんなふうに
気持ちを切り替えられることができたら
すごくすごく、強い!
先生に出会ってから10年以上経つけど、
まだまだ学ぶことだらけです。