網膜色素変性症と診断されたのは30歳ごろ
結婚して、OLとして働いていた。
ネットで調べると
遺伝子のキズが原因で光を感じる組織である網膜が少しずつ障害を受ける病気
なんのこっちゃわからなかった

(いまは、鍼灸師になるために解剖学など勉強してやっとわかった)
人によって、症状がいろいろで、網膜が機能しなくなっていくので
突然見えなくなるってかんじではなく、

徐々に視野が狭くなったり、視力が悪くなったり、

ひとによって進行具合もちがう、全盲の人もいるし、
私の場合、周囲の視野がかけて真ん中はみえている、

筒でのぞいたよう感じかなぁ。
目の前で話している人の顔だけ見える
手振りされてもみえてないので、あっちと指さしてても、わからない😛
みえているけど、みえてない感じで。

自分の状況が自分でもつかめてなかった。

みんながみているほど、みえていない。

みんなとちがうびっくり

みんなとちがうなんて!そんなことがばれたら!

その時はそんなふうに自分の事おもっていた。
今、思うのは、身体が教えてくれていた。
ずっと、生きづらかった。
わからないから、こうするべき、こうしなければ、

って自分をがんじがらめにしていた。
自分の心の視野の狭さが、身体にあらわれた。
私の生き方、違うんちゃう?って教えてくれていたんだなと
今ならわかる。
その時はわからず、どんどん、自分を追いつめていくんですけど😛