ゾッとしたい
と童話の男が言う

彼がゾッとしたのは
お化けでも怪物でもなくて
お姫様がかけた水だった

夕暮れ柳を見ていると
風情はあるけど涼しくない

朝の雲は憂鬱で
昼間の温度を上げてゆく

ああ 背筋がゾッとしてみたい

今したい
今したいんだもん

トン

扉が開いた
父が来た

ゾッとした
ああ 心から
ゾッとした


不意打ちで父が来ます。私はいつもとんでもない格好でいるので
来るとかなりびっくりします。来る前に電話を入れて~~泣