「自然派薬局 ぎんのもり」発
(漢方薬とバッチのフラワーエッセンスを扱う、滋賀県湖南市の漢方相談薬局)
滋賀県湖南市 Tel&Fax 0748-60-1809
少し前に台所を片付けていたら、棚の奥から小さな瓶に入った黒い液体が出てきました。
もう何年も前に買って、すっかり忘れていた梅肉エキスでした。
梅肉エキスとは、生の青梅をすりおろして、そのエキスを何時間も煮詰めて作ったもの。
真っ黒いドロッとした外観で、飛び上がるほど酸っぱい味です。
このくらい真っ黒な外観
昔の家庭薬の一種ですが、今でも愛好者は多く、喉が痛い、お腹が痛いというと、すぐさまこの梅肉エキスを舐めて体を守っているという人は多いです。
自分で作る人もいますが、とてつもなく手間ひまかかるし、梅1キロからほんの20gしか作れないそうです。
そういう貴重品ですから、出てきた梅肉エキスは捨てるなんて勿体無いので、ハチミツに溶かして少しづつ飲み始めました。
耳かき1杯ほどをお湯で薄め、蜂蜜を入れて飲む。
アルコール飲料ではないけど、食前酒みたいにして、ごく少量を毎朝の食前に飲んでいます。
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何日か飲んだ頃、ふと気がつくと、なんだか体調が良いのです。
いつになく体が軽いというか・・
昔から「梅は三毒を絶つ」と言われます。
この三毒とは、水毒、食毒、血毒のことだそうです。
(毒と言っても「体にダメージを与える」くらいの意味合い。毒薬のような意味での「毒」ではないです)
つまり「三毒を絶つ」とは、
体の中の水分代謝を助け、血流を整え、梅の殺菌作用で病原菌を寄せつけない体を作る、という意味でしょうか・・・
こんな優れたものが日本にはあるのに、私はすっかり忘れてしまっていたようです。
灯台下暗し・・・・
(追補)
現在スーパーで普通に売られているスクラロース入りの減塩梅干しなど、三毒を絶つどころか下手をすればその真逆でしょう。
梅製品を選ぶときは、「塩分控えめ」などに惑わされず、是非昔ながらの「本物」を選んで下さい。
ホームページ
http://pat-ginnomori-shiga.jimdo.com/
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☆…漢方薬局の想い…☆
漢方の世界には「体を中から立て直す」、「補う」、「バランスをとる」、「調和させる」といった概念があります。
さらに私たちの体を支えている「気」という目に見えないエネルギーも重視します。
行き過ぎている症状は抑え、足りない所は補い、アンバランスは是正し、「体という物質」と「気というエネルギー」の両レベルで「中庸」にもっていくのです。そうやって、漢方薬や、自然派のサプリメントなどで体のゆがみを治してゆくと、人間が本来持っている「治ろう」とする力が目覚め、治癒への経過をたどり始めるのです。
西洋医学が、熱や痒みや下痢や痛みなどの「症状」を悪いものとみなし、攻撃したり、押さえ込んだりして事態を収めようとするのとは対照的です。
東洋医学は、温和で平和な癒しの医療と言えるかもしれません。
現代人の心身ともに疲労困憊した体に必要なのは、こういった体に優しい医療かも知れません。
西洋医学的には手立てがなくても諦めないで下さい。我が国には、こういった伝統医療もまだ残っているのです。
興味を持たれた方はどうぞお電話下さい。
「自然派薬局ぎんのもり」の営業内容
漢方相談薬局です。処方箋調剤はしていません。
ご来店の前にお電話頂けると有り難いです。
*漢方相談、各種漢方薬販売 自然派サプリメント取り扱い
東洋薬行、JPS製薬、コタロー漢方等
価格は漢方薬の種類によって違います。
1日分(3包)で400円前後のものが多いです
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11時から18時まで
定休日
木曜、日曜、祝祭日
電話
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漢方相談に加え、フラワーエッセンスの取り扱いもするちょっと変わった薬局です。
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