「自然派薬局 ぎんのもり」発
（漢方薬とバッチのフラワーエッセンスを扱う、滋賀県湖南市の漢方相談薬局）
滋賀県湖南市 Tel&Fax 0748-60-1809
我が家の周りには田んぼが広がっています。
田んぼに水が入り田植えの準備が整う頃になると、やっぱり体も湿気の影響を受けるのでしょうか、（私は腰痛持ちではないのですが）腰痛を感じることが時々あります。
腰痛と言ってもぎっくり腰のようなひどい痛みではなく、だるいような重いような冷えるようなズーンとした腰痛です。
そういう時は、私は五積散と疎経活血湯という漢方薬を飲むのですが、朝飲むと昼までには腰痛が消えています。
「有難いものだなあ、腰痛には何と言っても漢方薬よ」と日頃から思っているのですが、人に言うと「えっ、腰痛に漢方薬が効くの？！」とびっくりされました。
どうも多くの人は、腰痛に対しては、湿布を貼る、整体院で調整してもらう、くらいしか選択肢はないものと思っているようです。
そうか、世間一般の人は、腰痛に漢方薬が効くという感覚は持ってないのだなあと思いました。
五積散と言う漢方薬は、かっては田植え時期の「牛」に飲ませたと言います。
まだ農村の機械化が進まず、田植え時に牛の労力が使われていた頃の話です。
頑丈な牛でも連日冷たい田んぼの水に浸かっての農作業に酷使されると、腰痛（？）などの痛みを抱え、作業効率が落ちたのでしょう。
そう言う漢方薬ですから、冷えや湿気にさらされた時の腰痛には効くのです。
ちなみに牛に限りません。
良くあるのが、渓流釣りや鮎釣りに行って、例えば小雨のそぼ降る中、川の中に入って１日釣りを楽しんだら、次の日から腰が痛い、というケースです。
ちゃんと防水の服を着て、直接水に浸かったわけではないけど、湿気や冷えの影響を受けるのですね。
それから腰痛は腎虚からくるケースが多いので、そう言う場合はもっと補腎作用のあるものを選択します。
腰痛でもさまざまなタイプがあり、適応する漢方薬が違ってきます。
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☆…漢方薬局の想い…☆
漢方の世界には「体を中から立て直す」、「補う」、「バランスをとる」、「調和させる」といった概念があります。
さらに私たちの体を支えている「気」という目に見えないエネルギーも重視します。
行き過ぎている症状は抑え、足りない所は補い、アンバランスは是正し、「体という物質」と「気というエネルギー」の両レベルで「中庸」にもっていくのです。そうやって、漢方薬や、自然派のサプリメントなどで体のゆがみを治してゆくと、人間が本来持っている「治ろう」とする力が目覚め、治癒への経過をたどり始めるのです。
西洋医学が、熱や痒みや下痢や痛みなどの「症状」を悪いものとみなし、攻撃したり、押さえ込んだりして事態を収めようとするのとは対照的です。
東洋医学は、温和で平和な癒しの医療と言えるかもしれません。
現代人の心身ともに疲労困憊した体に必要なのは、こういった体に優しい医療かも知れません。
西洋医学的には手立てがなくても諦めないで下さい。我が国には、こういった伝統医療もまだ残っているのです。
興味を持たれた方はどうぞお電話下さい。
「自然派薬局ぎんのもり」の営業内容
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