「自然派薬局 ぎんのもり」発
(漢方薬とバッチのフラワーエッセンスを扱う、滋賀県湖南市の漢方相談薬局)
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老化というと、シワが増えるとか、白髪や老眼を思いうかべますが、それだけでなく精神面にも出てくる老化について今回は紹介します。
東洋医学では老化という言葉は使いません。もっと幅広く捉えて「腎虚」といいます。
(この場合の腎とは腎臓の事ではありません。それも含めたもっと幅広い概念です。)
腎虚になるとまず一つに、気力の低下と共に、じっくりと物事に取り組む「精神的な粘り強さ」がなくなり、何事にもすぐ諦めてしまう傾向になります。
どうでもいいわ、ああ面倒臭い、と言ってすぐ物事を投げ出すような傾向・・・
それまで手抜きのない家事をやっていた人が、還暦過ぎた頃に急に、面倒だから、と言って夕食に出来合いのものを買って済ませる回数が増えたりするのもこれでしょう。
例えば「釣り」に興味を持ってあれやこれやのグッズを買い揃えたかと思うとすぐに飽きて、たいして使わないうちに今度は別のものに興味が移るという風に、気分がコロコロ変わる人がいます。
子供はまだ「腎」の働きが弱いので、そういう傾向があります。
例えば、ブランコに乗っていたと思ったら、すぐ飽きて今度は滑り台、砂場という風に次々興味の対象が変わります。
子供の場合は、成長と共に次第にしっかりしてくる心配のいらない要素です。
だんだん落ち着きが出てきて、大人になった頃にはすぐに物事を投げ出さないだけの分別や集中力も出来上がるものです。
大人になっても、上記のような傾向が極端な人は、案外「腎」が弱いのかもしれません。
大人になっても「腎」の働きがしっかりせず、ずっと「腎虚体質」を引きずる人もいます。
普通に考えると、持って生まれた性格、根性が足りん、ということになるのでしょうが、体の奥深くに潜む「ある種の虚弱な一面」がそうした傾向を生んでいると考えると、理解しやすい気がします。
腎虚になると、人間の精神の奥深くにどっしりと居座って「少々の事には動じない力強さ、一つのことにじっくりと取り組む粘り強さ」を与えている「魂の重り」の様なものが、スカスカと軽くなり、錨を下ろしていない船の様に動揺しやすくなるのでしょうか。
精神的粘り強さを生むこの力は、東洋医学では「腎」の力だとします。
「丹精を込める」「精魂尽き果てる」「精が出る」という時に使う「精」とは、この「腎」の力の事なのでしょう。
現代生活には、この「腎を弱らせる要素」が沢山あるのです。
そのことも書きたいのですが、長くなるので続きはまた別の機会に回します。
http://pat-ginnomori-shiga.jimdo.com/
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☆…漢方薬局の想い…☆
漢方の世界には「体を中から立て直す」、「補う」、「バランスをとる」、「調和させる」といった概念があります。
さらに私たちの体を支えている「気」という目に見えないエネルギーも重視します。
行き過ぎている症状は抑え、足りない所は補い、アンバランスは是正し、「体という物質」と「気というエネルギー」の両レベルで「中庸」にもっていくのです。そうやって、漢方薬や、自然派のサプリメントなどで体のゆがみを治してゆくと、人間が本来持っている「治ろう」とする力が目覚め、治癒への経過をたどり始めるのです。
西洋医学が、熱や痒みや下痢や痛みなどの「症状」を悪いものとみなし、攻撃したり、押さえ込んだりして事態を収めようとするのとは対照的です。
東洋医学は、温和で平和な癒しの医療と言えるかもしれません。
現代人の心身ともに疲労困憊した体に必要なのは、こういった体に優しい医療かも知れません。
西洋医学的には手立てがなくても諦めないで下さい。我が国には、こういった伝統医療もまだ残っているのです。
興味を持たれた方はどうぞお電話下さい。
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