「自然派薬局 ぎんのもり」発
（漢方薬とバッチのフラワーエッセンスを扱う、滋賀県湖南市の漢方相談薬局）
滋賀県湖南市 Tel&Fax 0748-60-1809
重い感染症に罹った場合、普通の風邪にせよ、インフルエンザにせよ、新型コロナにせよ、「治りかけの養生」こそが大事なのですが、そういう事はあまり一般には言われません。
熱が下がれば、もう治ったとし、次の日には仕事に復帰したりします。また社会もそれを求めるのです。（新型コロナの場合は、今の所そうはいきませんが）
ある人はこういう状況を「戦場の医学」と表現していました。
西洋医学はこの「戦場の医学」のやり方をずっと引きずっているというのです。
怪我した兵士を再び戦力として補充できる様に、病気や怪我の治療でもとにかくスピードが求められるという意味です。
つまり、「パーツの不具合をパッと治して、またすぐ働かせるという状況」に即した医療ですね。
戦時下という非常事態では、気長に療養するという余裕などないからです。
その結果、「病後の養生」という概念が抜け落ちたままのやり方を、私たちは当たり前と思っているのです。
しかし（新型コロナなど特にそうですが）重症の熱病に罹った場合は、体の「気 血 水」がかなりなダメージを受けますから、その回復をしっかり測っておくことが、本当の健康の取り戻し方なのです。
病後は、消化の良いタンパク質、ビタミン、ミネラル類を多く含むものを食べて体力の素とし、それを有効に取り入れるために漢方薬など飲むのがオススメなのです。
さらに、発熱でかなり体の水分（津液という。単なる水の事ではない）が減っていますから、体に潤いを与える食べ物もあった方が良い。
さらに、ここがミソなのですが、生命力をひどく低下させるような大病後は、腎を補うもの、「補腎剤」が要ることがあるのです。
ある方のご主人（７０歳）が大きな手術をし、手術自体は上手くいって良かったのですが、わずか２週間足らずの入院の間に随分と体力が落ちてしまって・・・という相談がありました。
血色のない白い顔色で老けこんでしまい、とにかく酷く寒がっている、というのです。
この方には、漢方薬に合わせて「補腎剤」として鹿茸製品を飲んでもらいました。
鹿茸（ろくじょう）とは生えかかったばかりの柔らかな鹿の角のエキスです。
そんな怪しげなものと思うかもしれませんが、こういうものが根底から身体を支える力となるのです。
石油から作られたカタカナ横文字成分の西洋薬には「体を養う力」はないのです。
鹿茸のエキス製品
コロナ後も手術後も養生の仕方は大して変わりません。
大病後は、必要に応じてこういう養生薬を摂りながら、少々長い時間をかけて本来の健康を取り戻して行ってください。
http://pat-ginnomori-shiga.jimdo.com/
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☆…漢方薬局の想い…☆
漢方の世界には「体を中から立て直す」、「補う」、「バランスをとる」、「調和させる」といった概念があります。
さらに私たちの体を支えている「気」という目に見えないエネルギーも重視します。
行き過ぎている症状は抑え、足りない所は補い、アンバランスは是正し、「体という物質」と「気というエネルギー」の両レベルで「中庸」にもっていくのです。そうやって、漢方薬や、自然派のサプリメントなどで体のゆがみを治してゆくと、人間が本来持っている「治ろう」とする力が目覚め、治癒への経過をたどり始めるのです。
西洋医学が、熱や痒みや下痢や痛みなどの「症状」を悪いものとみなし、攻撃したり、押さえ込んだりして事態を収めようとするのとは対照的です。
東洋医学は、温和で平和な癒しの医療と言えるかもしれません。
現代人の心身ともに疲労困憊した体に必要なのは、こういった体に優しい医療かも知れません。
西洋医学的には手立てがなくても諦めないで下さい。我が国には、こういった伝統医療もまだ残っているのです。
興味を持たれた方はどうぞお電話下さい。
「自然派薬局ぎんのもり」の営業内容
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