「自然派薬局 ぎんのもり」発
(漢方薬とバッチのフラワーエッセンスを扱う、滋賀県湖南市の漢方相談薬局)
滋賀県湖南市 Tel&Fax 0748-60-1809
私は昔から朝は苦手なタイプで、午前中はどうにも調子がでないのです。
グダグダとサボりつつ午前中を過ごし、夕方から何となく元気になり、日が沈む頃になって朝サボった家事をフルでこなしたりする有様。
私の場合、この元気が湧いてくるのが、夕方3〜4時頃からですから、私はこの歳になっても1日の効率が実に悪いのです。
という話をしたら、ある人は「私なんて夜の8時にならないと調子が出ない。調子が出てきたと思ったら、、もう寝る時間」と嘆いていました。
(お酒飲みの男性じゃないです)
漢方的にはこう言うタイプを「フクロウ型」と言います。
朝が苦手、夜の方が調子が良い、いわゆる夜型人間です。
(ちなみにこの反対のタイプは「ひばり型」と言います。)
フクロウ型タイプは、子供時代はなかなかしんどい思いをします。
まず朝なかなか起きられない、無理に起きても頭が痛い、頭が重い、体がだるい、集中力が出ない、思うように体が動かずまわりに合わせるのがしんどくてしょうがない・・・・
これがひどくなると、不登校にもつながりかねないです。
実際、不登校の子どもの中に、結構このフクロウ型が多いのです。
こう言うタイプに相性の良い漢方薬があり、それが「苓桂朮甘湯」と言う漢方薬です。
他店から聞いた話ですが、
ある不登校の子どもさんにこの漢方薬を飲んでもらったら、普通に学校に行けるようになって、びっくりした親御さんが
「先生、うちの子供に一体何を飲ませたのですか!?あの子が普通に朝起きてきたのですよ!
あの漢方薬は一体何者ですか!?」と言ったとか・・
ここまで極端ではないですが、似たようなケースはうちの薬局でもいくつかあります。
この漢方薬は、メニエル、めまい、立ちくらみ、頭重などによく使われますが、要するに上半身に停滞した余分な水をさばく作用があります。
つまりこのタイプは、水捌けが悪い体なのです。
午前中は、体に停滞したいらない水のせいで体が重くて動けないのです。
しかし午後になると、溜まった水が下半身に下がってくるし、さらに尿で排泄されたりして、上半身はスッキリしますから、通常の体調に戻って活動意欲が戻るのです。
今年の夏は特に湿気が多いので、これからの時期、この漢方薬の出番は多くなるのではないかと思います。
(注)
フクロウ型に合う漢方薬は他にもいろいろあります。
必ずしも苓桂朮甘湯とは限りません。
念のため、書き添えます。
http://pat-ginnomori-shiga.jimdo.com/
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☆…漢方薬局の想い…☆
漢方の世界には「体を中から立て直す」、「補う」、「バランスをとる」、「調和させる」といった概念があります。
さらに私たちの体を支えている「気」という目に見えないエネルギーも重視します。
行き過ぎている症状は抑え、足りない所は補い、アンバランスは是正し、「体という物質」と「気というエネルギー」の両レベルで「中庸」にもっていくのです。そうやって、漢方薬や、自然派のサプリメントなどで体のゆがみを治してゆくと、人間が本来持っている「治ろう」とする力が目覚め、治癒への経過をたどり始めるのです。
西洋医学が、熱や痒みや下痢や痛みなどの「症状」を悪いものとみなし、攻撃したり、押さえ込んだりして事態を収めようとするのとは対照的です。
東洋医学は、温和で平和な癒しの医療と言えるかもしれません。
現代人の心身ともに疲労困憊した体に必要なのは、こういった体に優しい医療かも知れません。
西洋医学的には手立てがなくても諦めないで下さい。我が国には、こういった伝統医療もまだ残っているのです。
興味を持たれた方はどうぞお電話下さい。
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