詩吟を学び始めて

はや5年。

 

コロナ中の自粛は

あったものの、

こんなに続くとは

自分でビックリ‼️

 

今年秋の審査課題では

初めての俳句に挑戦予定。

 

「やせ蛙〜」

 

などで始まる

小林一茶の俳句三題。

もちろん暗記。

 

詩吟は出だしが全て。

 

家で

「やせ〜、、ちがう。」

「やせ〜、、またちがう。」

「やせ〜、、ダメだ。」

と、やせばかり連発。

 

突然、演歌調に

「やせ〜」

と声を出す私。

家族からどう見えて

いるだろう😅

 

詩吟を全く知らず

単に聞くだけだと

退屈なものだ。

 

昔は結婚式で

おじいちゃん世代が

祝いの詩吟を披露して

みんな引いていた😅

 

演歌調な

日本独特の

まわしやら

ゆらしやらの技法もあり、

私の世代くらいだと

演歌はダサいし古い

という認識もあり

詩吟も人に披露するには

かなり勇気がいる。

 

でも、

詩吟を実際に

習ってみると

本当に奥が深くて

驚くほど楽しい。

世の中やってみないと

何でもわからないものだ。

腹からの声も

とっても気持ちいい。

 

ああ、

人って練習すると

こんな声が出るんだ。

 

先輩のあの声は

どうやったら

出せるように

なるんだろう。

 

どうやったら

先生みたいに

情感こめた

心に響く吟に

なるんだろう。。。

と、上手な吟者に憧れ

そこへ少しでも近づきたいと

日々あがく。

 

今回の課題吟は

俳句の他、

漢詩と新体詩もあり

漢詩は『静御前』。

 

愛する義経にはもう

会えないかもしれず、

頼朝の前で白拍子として

踊らされる悔しさや

虚しさ。

 

何百年も前の人物の

その心情が

漢詩として残り

それを現代の私が

吟じる。

 

やはり私はまだ

心情表現以前に

出だしの「工藤の銅拍」で

つまづき

「くどう、、ちがう。」

とやっている。

 

さらに、

来年の詩吟コンクールの

予選に向けては

琵琶湖に関する漢詩を

これから一年かけて

練習することにした。

 

その詩文に「三井の晩鐘」

という言葉がある。

 

三井寺は独身の頃、

春になるとよく

両親と夜桜を

見に行った場所。

 

今年亡くなった母には

恥ずかしくて

詩吟を一度も

披露しないままだった。

 

今回はその母に

捧げるつもりで

吟じようと思う。

 

詩吟。

 

あと15年も継続すれば

私も多少は人の心に

響くような

吟者になれるだろうか。

 

そして、

この文化を

また次世代に

繋げられますように。