色々な夢を見ながら
何となく心に引っかかる時に何が引っかかっているのか
覚めたくなかった夢が多い

内容はそれぞれだけれど
振り返ると知らない場所の夢を見ているはずが
起きて考えてみると
自分がこれまで生活していた事のある場所がベースになっている事が多い

見慣れたはずの駅が夢の中では見知らぬ大都会の入口だったり
やっと歩いてたどり着いた森の中の民家は実際には国道の真ん中だったり
いつも知らない場所の夢を見ながら妙な懐かしさを覚えるのは
自分のよく知っている現実世界がベースだからのような気がします

夢の中でデジャブを感じている時もあれば
旅先で見た山が夢の中で見た山と重なり
表現の出来ない感動が湧き起こって
ずっとそこで眺めていたい気持ちになった事もあります

もしも沢山の次元の違いというかパラレルワールドがあるなら
現実の自分と重なって存在していて
夢の中だったり又は脳の錯覚が
時々違う世界へと運んでくれるのではないかと
そんな風に思ってしまうのです

脳は自分の都合の良いようにこじつけてしまう事もあるようで

亡くなった人の世界も天国も地獄も
四次元の時間軸より多い次元の軸が存在していていたなら
別に特別な場所に行くのではなく
自分の位置に全てがあるのかも知れない

自分の立ち位置を失った時に知らない世界へ
ポンと移動して不思議なものを見ても
脳は適当に誤魔化してくれるのかも
本当は少しばかり違う世界かもしれないのにね

夢の中で時々
とっても家族のように近い存在の人が出てくる時があるのだけれど
自分の子供ではないし友達でもないし
でもよく互いに知っている関係

もしも家族のように可愛がっている動物が
少しばかり波長の違う世界で出会ったなら
人間や動物の器とは関係のない心の交流が出来るのかもしれない
物凄い懐かしさや抱きしめたい愛情が湧いても
あちらさんは文句もいっぱいあったりして(^_^;)

ウチの鳥達も猫達も今私と同じ世界で同じ物を見ているのかな?
だとしたら広大無辺な世界の中で
ほんの小さな狭間を一緒に共有しているなんて
とってもミラクルな気がします
あれこれ考えてひとりワクワクしたり感動したり

眠れぬ夜の帳の中で色々な事を思う