白猫を抱いて玄関先に星を眺めに行く
寒さのため抱いている私の肩や背中に
深く爪を立て体を強張らせている
まるで痛さと寒さの我慢比べの様

雲の隙間から木星とシリウスが辛うじて見える
中々スッキリと晴れ渡る空には出逢えないけれど
猫にとっては外に出る事が怖い事と学習したようです

雪の無い時期と違い
真っ白に雪化粧された街並みは明るくて美しいです

最近は以前に比べ雪雲に覆われた空が多いような
この間お正月だと思っていたらもう2月が目の前です
今月が終わる前に一度は外出してみようか
でも寂しがる猫や鳥達の顔を見ると…

普段はご飯の要求か私にさほどの関心も無いくせに
外出の気配を感じると急に態度が変わります

猫は戸口で大鳴きし
ヨウムは「なぁ~に、どしたの?」と訊いてくる
ウコッケイ達もガヤガヤ騒ぐし
それぞれに留守番をお願いしながら
振り切って行かなければなりません
帰宅時の大騒ぎも賑やかで良いのですが
はしゃぎ過ぎる猫達が半端じゃありませんね
可愛いけれど

平和が一番