粗品に頂いた屠蘇散で今年はお屠蘇を家族で頂いたのですが
うう~っ!凄いお味で少しで十分ですね
息子は飲めないので(未成年だから)
一番年下から順番に飲むものらしいですが
私から~って喜んだのも束の間
あ、もういいです~って言ってしまいました(^_^;)

屠蘇散


「屠蘇」とは、「蘇」という悪鬼を屠(ほふ)るという説や、悪鬼を屠り魂を蘇生させるという説など、僅かに異なる解釈がいくつかある。数種の薬草を組み合わせた屠蘇散(とそさん)を赤酒・日本酒・みりんなどに浸して作る。

その処方は『本草綱目』では赤朮・桂心・防風・抜契・大黄・鳥頭・赤小豆を挙げている。現在では山椒・細辛・防風・肉桂・乾薑・白朮・桔梗を用いるのが一般的である。
                                                                        http://ja.m.wikipedia.org/wiki/屠蘇



お屠蘇は正式には、「屠蘇延命散」、または
「屠蘇散」といい、5~10種類ほどの生薬を
調合したものです。

【屠蘇散に使われる主な生薬】

白朮(ビャクジュツ)
キク科オケラまたはオオバナオケラの根で、
効能は利尿作用、健胃作用、鎮静作用。

山椒(サンショウ)
サンショウの実
健胃作用、抗菌作用があります。

桔梗(キキョウ)
キキョウの根
効能は鎮咳去啖作用、鎮静・沈痛作用。

肉桂(ニッケイ)
ニッケイの樹皮、ニッキ、シナモン
健胃作用、発汗・解熱作用、鎮静・鎮痙作用
があります。

防風(ボウフウ)
セリ科ボウフウの根
発汗・解熱作用、抗炎症作用があります。

陳皮(チンピ)
ミカンの皮
吐気防止などの健胃作用があります。

これらをまとめてみると、血行を良くし、
胃腸の働きを活発にし、風邪を引きにくく
する効能があることがわかります。

※生薬的には上記のような効能があり
ますが、お屠蘇として飲む場合、量的には
食用の範囲で、医療効果はありません。
また、持病がある方の大量摂取には注意が
必要です。

この屠蘇散を日本酒やみりんに浸して成分を
抽出したものが、世間一般では「お屠蘇」と
呼ばれています。

酒やみりんで抽出することにより、先ほどの
屠蘇散の効能に加えて、ブドウ糖やビタミン類、
必須アミノ酸も摂取できます

【用意する物】

・屠蘇散
・酒
・本みりん

【作り方】

・酒と本みりん合計300mlに、屠蘇散を浸します。
・抽出時間は屠蘇散の説明書きを参考にして
下さい。平均的には5~8時間です。
・抽出が終わったら屠蘇散は取り出します。
                                          http://yururinnews.com/otosonokisotisiki-5019