いろいろ楽しみにしていた事が、
全部飛んじゃった…。
私の不埒な楽しみは…、
カラオケで唄う♪リンダ・リンダ♪とか…、
寝間着でゲームをやってるとことか…、
ご飯を食べてるとことか…、
誠治の部屋の中の小物とか…、
不埒にも程があるね…私。反省。
でも、そこにニノちゃんはいなかった…。
どうしようもない若者の誠治。
笑わない誠一。
正気のない寿美子。
たった3ヶ月で仕事をやめた誠治に待っていた厳しい現実。
これ…本当にリアルな現実でしょうね。
《堪え性のない若者。》
きっと、どの会社にも存在する若者像ですよね。
口ばっかり達者で、使えない若者。
バカな上司にも、もちろん腹は立ちますけどね…。
ホームセンターでばったり会った元同僚。
この時の二人の会話…どっちも辛いなぁ…。
寿美子が言ったように、
いつからだって再スタートは出来るって思うから、
どっちが正しいとか、間違ってるとか、そういうんじゃないと思うし。
真奈美の「誰にいいわけしてるの?」って言葉。
これは、年齢に限らず多くの人がドキっと
したんじゃないかな…??
私はすごくドキっとしました。
誠治のように、誰かに声に出して言ってはいないけど、
心の中では、よくいいわけを探してるような気がします。
それにしても、武家の食卓…。
あんなお父さんがいたら、ご飯まずくなっちゃうねぇ~
誠治じゃなくても、一緒に食べたくないって思うなぁ。
あれは、本当に良くないね。
原作は読んでいないので、
武家の明るい未来を願いながら、
火曜9時、武家を見守りたいと思います。
そういえば、視聴率もとても良かったようで嬉しいですね。
いろんな世代の人に観てもらえているといいなぁ~って思います。
ニノが言うようにエンターテイメント性の低い
日常を切り取ったようなドラマだからこそ
多くの人に重なるドラマなような気がします。
私自身、初めて勤めた会社を1年半で辞めた時、
両親には事後報告でした。
言ったら反対されると思ったので…ね(;^_^A
その時は、寿美子のように温かく見守られるなんて事はなく、
3日間、口をきいてもらえませんでしたけど(笑)
あ…でも、ちゃんと次の就職先は決まっていたし、
その仕事は10年続けました。
やりたい事が見つかって、その仕事に就けたんだから
幸せだったんでしょうね。
…昨日、もう一度観てみたら、
リンダ・リンダを唄う誠治の唄い方に、
ニノちゃんが見え隠れして、キュンってなりました