『天国で君に逢えたら』 | Apricot★Beauty

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日々の暮らしをゆらゆらと自分勝手に綴っております


本当に…緒方さんが言っていた様に

心地よい風が吹いているようなドラマでしたね



手紙屋さんの初めてのお仕事

ゴリさんの奥さんに手紙を渡すところから

ゴリさんが奥さんを抱きしめて泣くところまで

最高のシーンだと思いました


何よりも、手紙を亡くなってから渡すのではなく

あのタイミングで渡せた事がすごく良かった


たぶん、日本人に一番多い家族像かなって思うんです

きっと、野々上先生のような手紙屋さんに

出逢いたかった人ってたくさんいるような気がします


先立つ人も、残される人もそれぞれが辛い・・・

でも、言葉で上手く言えなかった事を

手紙に託せたら、お互いに納得できる事が

あるんじゃないかと思うんです



そして、宮元信子さん・・・すごい

一度、生のお芝居を拝見したくなりました

本当にすごかった

特に、自信をなくしたユースケさんに話すところ

深く大きな優しさを感じました

とてつもない安心感がありましたよね

それでいて、水着のくだりなんかはとってもキュート

圧巻でした




そしてそして、ニノ

受身のお芝居大変そうでした

実際に大変なお仕事だろうと思います

死を宣告された方達と向き合うなんて

私ならとっても出来ません

この大変さがリンクしてとてもリアリティを感じました


それにしても、緒方さんが天国なんてあるわけないって

部屋を出て行った後の


「だいじょうぶか?あいちゃん」


参りました・・・

すごい人です、二宮さん・・・





私の母も10年以上前にガンで亡くなっています

母には宣告はしないままでしたので

ちょっとケースは違いますが

私はまさにゴリさん状態でした

母に病気の事を悟られないように必死で

ついついそっけない態度をとっていました

なので、今でも後悔だらけです

出来る事なら『ありがとう』と手紙を送りたいです





素敵なドラマをありがとうございました

昨日はたくさん母の事を思い出していました






ただ一つだけ残念…と思ったことがあります

あの手紙の文字は野々上先生の字で良かったと思うんです

少し女の子っぽい字でしたよね

とてもあの不器用で温かい野々上先生の字には

見えなかったんですよね…

それだけが心残りでした