こんにちは、歯科衛生士の宮本です。

今回は口腔リハビリになる遊びを
ご紹介したいと思います。
 
まず、少し太めのストローと風船を用意します。
ストローの先に風船を取り付け外れないように
テープ等で固定します。

これを膨らませるだけの簡単な運動ですが
頬の内外側の弛みや、口角の締まりなどを
司る筋力のトレーニングになります。

脳梗塞で麻痺のある方や、老化で口の周り筋力が
落ちてきた方にとっては、なかなか難しいものです。

 
対象の方の口の筋力が弱いようならば
1度ご家族様が風船を柔らかくしてから
チャレンジして頂くのも良いかと思います。

 
 
 
理想としては食事前に5回~10回程行って
頂きたいのですが、1日3回が難しいようであれば
1日の内どこかで1セットを10回行うだけでも
十分効果があります。

 
 筋力を付けたり現状をキープする事で
食べこぼしが減少したり、頬の筋力が正しく
動く事で唾液が出やすくなり、口の中の
食べ物を纏めやすくなります。

いつまでもご自分で美味しく食事を楽しむ為に
今回ご紹介したものがお役に立てば何よりです。