いつからだろうか、
ランニングをタンクトップと呼ぶようになったのは。
ジーパンをデニムと呼ぶようになったのは。
俺達人間は、
時間に流され、時代に流され、他人に流される。
いつからだろうか、
日本語ラップがあまりヒップホップと呼ばれなくなったのは。
ライブを観たらクラブを出て行く人達が増えたのは。
俺達日本人は、
アメリカに踊らされ、中国に惑わされ、日本を忘れかけている。
進化のすぐ裏側にある、
歴史に残る事の無い進化の為の代償は、
一体誰が語り継ぐのだろうか。
メディアか、教科書か、学者か、それとも情報記憶媒体か。
遠い国のとある場所で、
日本人が殺されたよ。
俺達人間は、
進むべき道を間違えているんじゃないか。
あなたには興味ないですか?
確かに、他人事ではある。
みんなそれぞれ生活があるし、
みんなそれぞれ大変だ。
時代のせい?
自分のせい?
じゃあ、彼等が殺されたのは?
誰のせい?
国のせい、
貴方や貴女のせい、
運命、神様のせい、
私のせい、僕のせい、
結局解らない。
つまり、「結局解らない」何かのせいで彼等は殺された。
人間の生き死になんて、
考えるだけ愚かなのかも知れない。
そっとしておけば、見てみぬフリをしてれば、
それでいいのかも知れない。
それなら、
ラッパーの、音楽家の存在意義とは?
意味を求める事すら恐がるようになったのは、
一体誰のせいなんだろう。