6/1に新しい健康保険組合に発足スタートしました✨スタートアップ企業向けの健康保険組合です。新しい時代の新しい制度。素晴らしいですね✨スタートアップでの働きやすさ改善が出来て良いですね☺


スタートアップ健保発足

国内初、180社が加入 保険料率低く

日本経済新聞 朝刊 総合5(7ページ)

スタートアップで働く人を対象にした国内初の健康保険組合が1日に発足した。約180社、1万人強が加入する。加入者の平均年齢は35.5歳と若年層が多い。月間給与(標準報酬月額)に対する保険料率は8.98%と中小企業が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)より1%程度低く、保険料負担の軽減につながる。

「VCスタートアップ健康保険組合」は厚生労働省からこのほど設立の認可を受けた。現時点で153社のスタートアップと27社のベンチャーキャピタル(VC)が加入し、被保険者や被扶養者は合計1万人強となる。申し込み待機中の企業も含めて3年以内に加入企業約500社、加入者3万人に達する見込みだ。

VCから出資を受けている企業が対象で、業績が赤字でも加入できる。電動キックボードのシェアリングサービスを手掛けるLuup(ループ、東京・千代田)や、核融合関連装置を開発する京都フュージョニアリング(同)などが加入した。

保険料は企業と従業員が折半して支払う。従業員38人(40歳未満ベース)、平均年収665万円の企業の場合で試算すると、従業員1人あたりの健康保険料は協会けんぽに比べて毎月6000円弱ほど安い。企業の全従業員に対する支払い負担も年間約130万円軽減され、従業員の手取り額を年間約3万4000円増やすことが可能という。

協会けんぽは中高年の加入者が多く医療費がかさみがちで、保険料率も高めだ。独自の健保加入で保険料負担が軽減されれば、事業への投資や従業員の給与にも資金を振り向けやすくなる。