住宅ローンのペアローン団信が拡充されているようです☺今までは、住宅ローンを夫婦ペアローンで借りた後、夫婦どちらかが死亡したら死亡したら側だけの団信が適用となり、死亡側だけの返済負担がなくなるのが一般的でした。


でもペアローン団信が拡充されて、どちらかが死亡した場合でも、夫婦二人の団信が適用となる商品があるようです✨


とても良いですね☺賢く金融商品を使い、幸せな人生のために利用して行きたいですね☺


以下、6/1の日経記事です。


備える&生かす】住宅ペアローン、団信拡充

配偶者分の債務も免除

日本経済新聞 朝刊 マネーのまなび2(29ページ)

 住宅価格が高騰する中、夫婦で住宅ローンを契約する「ペアローン」の利用者が増えている。夫か妻1人では買いにくい高額物件に手が届きやすくなるためだ。一方、片方の死亡時に、残された方は自分のローンを払い続ける必要があった。6月からは2人分の債務を免除する新商品が登場する。どのようなケースで活用が有効だろうか。

 「将来子どもができて、もしも1人で育てるようなことになれば、収入を維持してローンを払い続けるのは難しい」。東京都品川区に住む会社員女性(31)は現在、マイホームの購入を検討中だ。都内の希望物件はいずれも7000万~8000万円台。住宅ローンを借りた場合の月々の返済額を考えると、1人の稼ぎでは厳しいが、夫婦で借りるペアローンなら手が届きそうだ。だが夫に万一のことがあれば子育ての負担は増し、収入は減る可能性が高い。そう思うと購入に踏み切れないという。

 ペアローンとは、一軒の住宅を買う際に夫婦それぞれがローンを契約する方法。互いに相手の連帯保証人になるケースが多い。リクルートの調査によると、23年の新築マンション契約でローンを使った人のうち、ペアローンの利用率は首都圏が約34%、関西圏が約25%。いずれも18年の調査開始後、最多の水準だった。

 万が一の際に保険金でローンを完済するため、ペアローンは各自が団体信用生命保険(団信)に加入する。従来は、契約者の死亡時などに完済されるのは本人の債務のみで、配偶者の債務は残った。新たな団信は、配偶者の債務も一緒に免除する。PayPay銀行がカーディフ生命保険などと組んで提供を始めるほか、りそな銀行が日本生命保険と連携して扱う見通し。みずほ銀行も今後、第一生命保険の新商品を販売予定だ。