私は、以前から、地球の変動に伴って、大陸の浮沈が起きる場合、まず、地殻の薄い海底面から持ち上がって大陸になると考えておりました。つまり、海底の薄い地殻(プレート)をマントルが直接押し上げて大陸を形成するのではないかと考えていたわけです。それについては以前このブル具を書き始めた初期の記事「新大陸は概ね静かに浮上する可能性がある(2010-12-08)」 を参考にしていただければ幸いです。下が当時作成した図です。
最近面白いニュースがありまして、西之島から噴出している溶岩はどうやら組成を分析すると大陸成分である事が分かりました。これは上の図のように西之島が大陸を形成する過程である事の証明です。
西之島の不思議:大陸の出現か?(JAMSTECニュース2014年6月12日)
驚くべき事に、これらの岩石はすべてSiO2(シリカ)量が60%前後の非常に均質な「安山岩」である。安山岩は大陸を形成する物質であり、海の真ん中で噴出するとは、誰も考えてはいなかった。安山岩を噴出する海洋島弧の火山、西之島に多くの研究者が注目している。
新大陸は、、、「西之島大陸」それとも「ムー大陸」と呼ばれるのでしょうか?信じられないかもしれませんが、、、私はかなり以前からこのようにして新大陸が浮上するのであろうと、、、考えていたんですよ。。。確かに「トンデモ科学理論」ですよね(笑)