原発事故の責任を取らないと閣議決定 | 地球変動を受け入れる愚人の備忘録

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個人的な考えだが、人為的炭酸ガスによる温暖化などには全く同意しない。これは欺瞞であり、詐欺であり、カルトだ。しかし、遠くない未来、地球は大きく変動すると直感している。そして、愚人は何を考え、どう行動していくのか、趣味と生活を含め、その備忘録とする。

野田首相は「首相の任務として再稼働を決めた」、「自分のした事の結果、事故が起きてもその被害について責めを負う気はない」と言う事を福島みずほ参議院議員の6月21日の質問主意書に6月29日に答えている。。。。って、、、、オイッ(笑)!


野田首相、原発事故の責任を取らないと閣議決定  週刊金曜日 6月29日(金)16時49分配信

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 関西電力大飯原発3号炉(福井県おおい町)が7月1日夜にも起動すると報道されるなか、野田佳彦首相の無責任ぶりがあらためて浮かび上がった。6月29日夕方からの首相官邸前抗議行動の参加者をはじめ、全国各地・世界からさらなる怒りの声が上がりそうだ。

 大飯原発3、4号炉の運転再開について、野田佳彦首相は「最終的には総理大臣である私の責任で判断を行いたいと思います」と5月30日の記者会見で述べた。インターネット上などでは即時に「福島をみてるのか!事故の責任を取れるわけがない」「どうやって責任を取るんだよ」などの批判が出た。

 この「責任の範囲と内容」について、きっちりと問いただしたのが、福島みずほ参議院議員(社民)だ。6月21日に提出した質問主意書で次のように質問している。
〈「私の責任で再稼働を判断した」原発が事故を起こした場合、「事故を起こした責任を野田首相が負う」と理解してよいか。その場合、東京電力福島原発事故で明らかなように、国家社会に与える被害は莫大になることも想定すべきだが、首相としてどのように責任を取るのかをその賠償方法を含め、具体的に説明されたい〉

 この質問に対し、政府は6月29日、「政治的判断を必要とする国政上の重要な問題であり、内閣の首長である野田内閣総理大臣がこれに関与し責任を持って判断を行うという趣旨で述べた」との答弁を閣議決定したのだ。その一方で、事故発生時の賠償については「原子力事業者がその損害を賠償する責めを負う」などと従来の枠組みの説明にとどまっている。

 つまり、「首相の任務として再稼働を決めた」が、「自分のした事の結果、事故が起きてもその被害について責めを負う気はない」ということだ。(抜粋終了)。


この野田首相と同じような発言が、昨年の2011年8月15日に日本原子力学会の声明がありました

[PDF]福島第一原子力発電所事故調査に関する声明について ... - 日本原子力学会

この学会が声明を出して、福島事故の原因調査をする委員会に、「事故の調査で、個人の責任追及をするな」と言っているのです。この意味は、これまでも、「原子力の世界は個人としての責任を取っていない、これからも取らない」と言っているのです(笑)。


呆れ果てますね、、、、何なんですか、この無責任ぶり、、、







さて、6月29日には「反原発デモ」があったようです。


全国各地で原発抗議 官邸前「15万人」で騒然 朝日新聞2012年6月29日23時4分

 関西電力大飯原発(福井県)の再起動を7月1日に控え、反対する市民らの抗議行動が29日夜、首相官邸前であった。毎週金曜日夜を中心に実施されてきたが、主催者はこれまで最高だった前回の約4万5千人を大きく上回る15万~18万人が集まったとしており、官邸周辺は騒然となった(警視庁調べで約1万7千人)。同じ時間帯に全国各地でも抗議行動があり、反対の声は広がりを見せた。


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そして、2012年3月11日の「東日本大震災・追悼式典」では天皇陛下の原発事故に対する発言も有りました。


天皇陛下とローマ法王の脱原発発言 (田中龍作ジャーナル2012年3月12日)
 「原子力発電所の事故が発生したことにより、危険な区域に住む人々は住み慣れた、そして生活の場としていた地域から離れざるを得なくなりました。再びそこに安全に住むためには放射能の問題を克服しなければならないという困難な問題が起こっています」。


天皇陛下の脱原発発言(YouTube 4分43秒)

http://www.youtube.com/watch?v=C1x5EEe7r2k


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国民と国土、、、そして、この国の未来をどう考えるか、、、大事ですね、、