北海道新聞(2010.11.30.新聞紙面では2010.12.01.)
農林水産省が30日発表した2010年産米の10月の相対取引価格は、全銘柄平均で9月に比べ2%減の60キロ当たり1万2781円で、過去最低だった9月を下回り、最低価格を更新した。過剰生産によるコメ余りが続いていることが主因。前年同月比でも15%減少となった。
「今年は豊作かもしれないですね、、、でも、(2010.08.18.)
」で、私がブログに記載したように、予想通り、米の作況は良く、結果として、米が過剰になり、値段が15%も減少してしまいました。世界的穀物不足の中、日本の農家の方々が減反しながらも過剰生産で悩むとは皮肉なものです。しかも、日本は穀物生産余力にいたっては30-50%もあり、その生産性の高さは、諸外国を圧倒するものだと思います。
欧米のイカサマ遺伝子組み換え技術などを使わずに、日本は土地改良と品種改良と生産設備の集中でこれだけの穀物生産が出来るわけですから、農業の生産技術は世界の最高峰・最先端ではないでしょうか?これを「米余り」などと言って日本のマスコミが日本の農業を侮辱している現状を憂慮しております。日本は食料に関しては、円高是正や国策で農業の構造をきちんと方向付けできれば、水に恵まれた裕福な国土は1億3千万人の自給も可能であり、輸出も可能なのです。欧米の学者や政府が出す耕作面積に応じた穀物生産推計など意味が無いのです。
さて、「初雪が降りました (2010.10.26.)」で今年の初雪を述べましたが、例年に比べて早かったわけではありません。また、11月28日から再び多くの雪が降りましたが、私の見るところ、今の所、気温も高めで、この雪は根雪(来年春まで融けない雪)にはならないと思います。降ったばかりの雪が融け始めています。
うーん。スキーをするまでにはまだ時間が掛かりそうです。マスコミで異常気象を煽るあまり、今年の冬は早いなどと間違った印象を与えているようです。自然の変化はマスコミが作るものではありません。自然の変化は自分の肌で感じたものが正しいのです。。。。
そうか、、、自然の変化は知るものでは無く、身をもって感じるものなんだと思った方は↓をクリック。