銀次の会をご支援くださっている皆さまへ
昨年2023年夏には東京都港区の猫の保護と給餌を10年にわたって続けてきたボランティアのハナちゃんが活動を終了しました。それに伴い、みけまま、ボス、きじこの3頭を保護し、池袋のシェルター「ホテルスネコ」さん他の協力を得て、それぞれの道を歩むべく手配するお手伝いをしました。そしてみけままに関しては、保護後の1年間は病気等必要な医療費は銀次の会が負担するということを決めました。他の猫たちについては別のグループが支援してくださっています。皆さまからの心強いご支援に感謝いたします。
また、本年1月の能登半島地震では未だに多くの方々が思いもよらない苦労を強いられています。犬猫ペットたちも同様です。銀次の会では能登のペットたちの支援をしていくことについても話し合っています。
銀次の会を通して、ぶさねこ堂グッヅを制作してくださった手芸部有志の方々には感謝しかありません。すべては猫のためにと東京のみならず、神奈川、千葉、高知、新潟、大分他各地から作品を送っていただいてきました。
また、ギャラリーエフ店頭の募金箱にも多くの支援金をいただきました。その売り上げはすべて動物保護活動のために使わせていただいています。
さて、皆さまにご報告があります。
銀次の会は「銀次子分の会」として2011年から東日本大震災とそれによる福島第一原子力発電所事故で被災した飯舘村の動物たちの給餌、保護活動を支援してきました。そこには日比輝雄、優子ご夫妻の存在は欠かせませんでした。阪神淡路大震災を経験した日比さんご夫妻は、神戸から福島県郡山市に移住して飯舘村の動物保護活動を始めました。しかし、2018年に日比さんご夫妻が神戸に帰ることになり、銀次の会も飯舘村での動物保護活動をいくつかの地元シェルターへの支援を残して終了いたしました。
これらの経緯は、これまでも銀次の会ブログで報告してまいりました。これまで多くのご支援を賜りました皆さまに心から御礼を申し上げます。
そして本年、銀次の会は執行部での話し合いを重ね、12月頃を目途に活動を終了することにいたしました。
会計報告にあります残金は協議の上、今必要とされている活動に寄付いたします。そのことについては追ってご報告させていただきます。
2024年6月
銀次の会代表 村守恵子
銀次の会執行部一同
記
【2023年度 収支報告】
(2023年4月1日~2024年3月31日)
銀次の会の収支については会計担当が管理し、会計監査が請求書・領収書・通帳との照合確認をし、総会にて役員の承認を得ております。
当期収入合計 \348,322
前期繰越金 \404,177
収入合計 \752,499
当期支出合計 \ 60,125
差引残高 \692,374
≪収入内訳≫
前期繰越金 \404,177
仁義箱への募金 \146,329
ぶさねこ堂 売上 \107,500
寄付 \ 94,492
利息 \1
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収入合計 \752,499
≪支出内訳≫
東京都港区猫給餌活動への支援代(注①) \11,331
東京都港区猫保護費用(注②) \48,794
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当期支出合計 \60,125
≪注記≫
① フード代
② 保護後の搬送費および預かり時費用
以上をもちまして2023年度の収支決算報告とさせていただきます。
銀次の会の活動について多くのご支援とご協力をいただきましてありがとうございました。また、ぶさねこ堂にたくさんの手作りグッヅをご提供くださった手芸部有志の皆さまには心から感謝しております。
代表のご挨拶にありましたように、銀次の会は本年12月頃に解散予定です。それまでの活動、仁義箱、そしてぶさねこ堂のグッヅに関しましては、本ブログ、X(旧Twitter)および、ぶさねこ堂のブログでお知らせしてまいります。
皆さま、本当にありがとうございました。
(文責:M、I)