2005年9月に肺ガンの手術受け、最初のうちは1ヶ月に1回の定期的な診察が3ヶ月おき、6ヶ月おきになり、めでたく5年を過ぎた頃から1年に1回になりました。
その時は友達にお祝いをして貰いとても嬉しかったなぁ~

ところが2014年の1月31日、1年ぶりの診察の時に腫瘍マーカーが上がっていると告げられました。

CEAは肺ガン再発だけではなく別のガンでも上がる腫瘍マーカーなので、最悪、ガンでも別のガン、例えば胃ガンとか大腸ガン、子宮ガン等、今まで何度もガン告知と手術を経験して来たじゃない、別のガンなら又戦う、戦える!と思ってました。

結果は肺ガンの再発、しかも胸膜播種、胸水は1ℓ溜まっていました。
再発を知って、治療を受け、体調が悪いと色々な感情が入り乱れて悪い方悪い方に精神的身体的に傾いていき、時には心療内科にも行きました。

でも、体調が良いと良い方に考える事が出来ますよね、イレッサのお陰で体調が良くなると精神的にも少しだけ前向きになれました。

悪い事ばかりではないんです、再発前より主人と仲良くなりました。
日曜日は二人で出かけます、たまには旅行にも行きます。

それと、肺ガンの手術を受けた後、私が声を上げて中学の同窓会をしました。
何十年ぶりかに会う同級生や恩師。

肺ガンになり、もう二度と会う事が叶わないかもしれないと思った時、みんなに会いたいと強く思い、郷里の電話帳を取り寄せて級友の実家であろうと思う電話番号に片っ端から電話を掛けて行き、大盛況の同窓会が開けました。

そこから又新しい交流も生まれて、今も励まされています。

ガンにならなかったら、無かった事です。