前回の更新後から1週間が経ちました。
その後…父にもう少し一緒にいて欲しい、と願った次の日。
 
 
5月2日午後23時25分、家族に見守られながら、安らかに母や夫の下へと旅立ちました。




肺炎が引き金となっての持病である心不全等の病状悪化が原因でした。
あれほど微力な心臓で、よくここまで頑張ってくれたと思います。
 
 
息子達家族のおかげで葬儀も無事終え、本日初七日を迎えています。
本当に最後は苦しむこともなく(鎮静剤の影響でもありますが)、眠るように。
 
 
 
4月30日までは、意識もしっかりしていて、

「水が飲みたい、サイダーを買ってきて、ビールも飲みたい」

と、口元をまるで金魚の口みたいにしてせがんでいたのに。
 



飲水も食事もストップがかかっている最中でしたが、それは守り通したからといって、あと数年の寿命があるわけでもなく、とろみをつけた冷たい水を父が「もう、いい。」というまで飲ませてあげました。
 
好きなだけ飲んだ後は、吸痰で苦しい思いをするのを父も覚悟してのこと。
そして次の1日から酸素濃度が10Lとなり、呼吸の苦しさで夜は身の置き所がなくなったようで、不随意にベッド上で暴れはじめた為に持続的鎮静剤点滴となり…意識がなくなり…
 



今夜は泊まり込みで一緒にいるよ、
その矢先、22時過ぎ頃から急に血圧等が下がり始め、それからはあっという間でした。
 



私は一人娘でそのことを父はいつも、苦労させていると看護師さん達に話していたようで、気にしていたようです。
きっと、私に難儀させてくなかったのかもしれません。
 



4月半ば私は仕事を完全に辞め、毎日病院へ通い父との過ごす時間がもてるようになり、嬉しくさえあり、もっと手をかけさせて欲しかったくらいだったのに、父の想いの方が強かったようです。
 

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今は、一緒に暮らす予定だった私の自宅で、ゆっくりと休んでくれています。
主人の遺影の隣で少し微笑んでいる父の写真に母のお位牌。
 


何だかお家の仏壇が急に賑やかになってしまいましたが、見守ってくれる家族がいてくれることに感謝し、これからも妻として娘としての務めを一つひとつ果たしていきたいと思います。
 
 
土下座この度、温かいメッセージを下さった心友さん方、心が折れそうな時に何よりも気強い励みになりました。どうもありがとうございました。
例の如く、諸手続きで今はまだ忙しくしているせいか、思ったより気丈に頑張っていますので、どうぞ安心くださいねニコニコチョキ