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銀河鉄道管理局「特務情報部」と管理局の非公認組織である「九人会」が存在していた。
特務情報部は非公開情報を収集したり、非公開計画を実行することの出来る部署である。

特務情報部による裏計画は密かに進められていた。
この計画も「銀河鉄道網拡張計画」と同様に「最高機密情報」として、銀河鉄道管理局には
内密にされていた。
その計画は、かつて銀河鉄道を崩壊寸前まで追い込んだアルフォート星団帝国軍との戦いで
壊滅したSPG(スペース・バンツァー・グレネイダー)の再結成することと、
再結成に伴い、専用車輌の再建設が密かに進められていた。

新SPGの専用車輌のモデルに選ばれたのは、アルフォートとの戦いで、かなりの戦力を発揮した
SDF(空間鉄道警備隊)のシリウス小隊の専用車輌・ビッグワンだった。
特務情報部は、SDFを管轄しているSDF本部に報告をせず、ビッグワンの設計図を元に建造する。

しかし、ヘッケラー社で厳重に管理されていたはずの新SPGの新型列車が何者かに奪われてしまい、
銀河鉄道の列車が次々に襲われる事態となる。

襲われた列車の一般乗客はモチロンのこと、一般乗務員も「ビッグワンがやった。」と発言したことに
より、この裏計画が発覚する。