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このブログはヴィーガン食について気になっている人、ヴィーガンライフをもっと充実させたい人に向けて、私のパリ7年間のヴィーガンライフの経験から得た知識と気付きを基に、日本でのヴィーガンライフがもっと楽しく美味しく充実したものになってほしいという思いで書いています。現在は福岡県朝倉市でヴィーガンライフを実施中!
最近よくプラントベース/Plant-Basedなんちゃらって聞きませんか?
うちの近くのイオンにもPlant-Basedコーナーがあって、植物性由来の食品などがまとまって置いてあるのを初めて見つけた時はちょっとびっくりして二度見しちゃいました。
この【プラントベース】と【ヴィーガン】って何が違うの?って思ったことありませんか?
結論から言うと、
違いなし。
もう一回言っちゃう、
はっきり言って違いなしです。
強いて言えば違いがないこともない
食について言えばどちらとも全く違いはありません。
ただ強いて言えば考え方の入り口が異なります。
【プラントベース・フード】は植物性由来の原料を使用した食品を指し、
【プラントベース・ダイエット】は植物性由来の食品を選んで摂取するライフスタイルのこと。
一方で【ヴィーガン】は動物性由来の原料を使用した食品(および製品)を徹底的に排除した形。【ベジタリアン】もモチベーションは【ヴィーガン】と同様ですが、乳製品・卵・ハチミツを摂取するところが【ヴィーガン】とは異なる部分です。
よって結果的に【プラントベース・ダイエット】と【ヴィーガン】が食べるものは同じ。入口こそ違えど、結果的にどちらとも植物性由来の食品のみを選んで食べる人たちです。
ついでにオリジンも違う
強いて言えば【プラントベース】はアメリカ発で1980年にニューヨークのCornell大学のDr. Campbellが提唱したもの。健康面、環境面、動物保護などの観点から植物性由来かつ限りなく加工食品の摂取を減らすことを目指します。
一方で【ヴィーガン】は1944年にイギリスの動物愛護活動家のDonald Watson氏が唱えた思想。動物を人間によるあらゆる搾取から解放することを目指しています。
繰り返しますが、結果として食べているものは一緒。
言葉の印象の違い
ただ言葉として【ヴィーガン】の方が強くて攻撃的な印象を与えるのは確か。
海外で一部の【ヴィーガン】が肉屋を襲ったりした話は誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。人気の漫画「ダーウィン事変」でもそういうエピソードがありますしね。
実際ヴィーガンはそんなに攻撃的なのか?と言うと全然そんなことはなく、
危険度の高いヴィーガンは、宝くじ1等3億円当たるくらいの確立しかいないと思うわけです。(肌感覚で発言していますが何か)
ただ【ヴィーガン】という言葉自体へネガティブな印象を持つのは日本人だけではないようです。
ポルトガルの南、ファロ(Faro)という街に旅行に行った際の話。
「100%ベジタリアン」と謳っているカフェを見つけたので尋ねてみると、メニューが全部ヴィーガンの模様。
つまり乳製品・卵・ハチミツを使っている料理が見当たらなかったのです。
お店の人に
「メニュー全部ベジタリアンじゃなくてヴィーガンですよね?」と聞いてみたところ、
「うん、うちは本当は100%ヴィーガンなんだけど、ヴィーガンって言っちゃうと強く感じる人もいるから敢えてベジタリアンっていってるんだよ」
とのこと。
なるほどそういうこともあるのかと妙に納得をしたのを覚えています
まとめ【プラントベース・ダイエット】と【ヴィーガン】
🌱食べ物に関して言えば完全一致
🌱強いて言えばオリジンが違う
🌱【プラントベース・ダイエット】は1980年アメリカ発で植物性由来の原料を取る食生活
🌱【ヴィーガン】は1944年イギリス発で動物性の食品(製品)を完全排除する=植物性由来の原料のみを摂取する
一応基本的な知識として違いを並べましたが、やっぱり結局似たり寄ったり。
そんなに頑張って線引きをしなくてもいいんじゃないかなと個人的には思ったりしています
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