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このブログはヴィーガン食について気になっている人、ヴィーガンライフをもっと充実させたい人に向けて、私のパリ７年間のヴィーガンライフの経験から得た知識と気付きを基に、日本でのヴィーガンライフがもっと楽しく美味しく充実したものになってほしいという思いで書いています。現在は福岡県朝倉市でヴィーガンライフを実施中！
夫から突然のヴィーガン宣言
今から7年くらい前のことです。ある日突然、うちの夫から
「俺、今日からヴィーガンになる！」
宣言が突然発令されました。
もともといずれはヴィーガンになりたかった夫。だけど彼はチーズと生パスタが大好物ゆえにギブアップするのを躊躇してました。
その中、満を持してのヴィーガン宣言。
ヴィーガンの記事か何かを読んだあとで、それはもう唐突でした。
それを聞いた私は反射的にブチギレ
今思うとなんでそんなキレたのかわからないくらいキレて超絶ご機嫌ななめ。
まじで一晩めんどくさい奴と化しました笑。
私がブチ切れた理由
単純にベジタリアン食は苦労もなく簡単に拵えられるけど、ヴィーガンはそうはいかないやろという先入観があったから。
私は全くイギリス、フランスでのベジタリアン生活には不自由を感じてなかったんです。
なぜなら卵もそうですが、フランスに関しては乳製品（チーズ、バター、クリーム、ヨーグルト）はかなりレベルが高く、良質なものが簡単に手に入ったから。
特に伝統的なフランス料理はダブルクリーム、バター、チーズをこれでもかっ！！ってくらい料理にいれるもんで、肉魚が登場する前にものすごくコレステロール値高めのがっつりした料理が出来上がるわけです
私は日本育ちなんでフランス人みたいな量のバター、クリーム、チーズは使わなかったけれど、それでもボーリュームのある美味しいベジタリアン料理は超簡単。
特にチーズは何百という種類があって、料理を作りたくない時はチーズとパンだけで言うなれば大満足！
そんな環境にいたので私は内心
「たのむーーーどうかヴィーガンだけにはならないでくれー！！！」
と願ってたわけです。
なぜベジタリアンではなくヴィーガンなのかという理由もなんとなく理解してたけど、我々は今フランスに住んでいる。フランスにいるのに
チーズ食べれないとかまじフランスに住んでる意味なくね？
クロワッサン食べないとかないでしょ？
という完全に胃袋理由とヴィーガン食に関するネガティブな先入観によるもの。
その私の胃袋からの叫びも虚しくヴィーガン宣言発令
しかもその翌日、友人が夕食を食べに来る予定があったのでメニュー総入れ替えじゃねーか！！！というのも頭に血が昇った理由でした。
始まったヴィーガンライフ
母乳断ちの赤ん坊ごとく（←赤ん坊に失礼）
散々醜く喚いた後に冷静になってみたら翌日の夕食のメニューはもともとヴィーガンのものばかり。
巻き寿司の卵焼きとデザートの抹茶チーズケーキに入っているチーズと卵以外はヴィーガンでした。
巻き寿司は卵を抜けばいいだけの話で、
ゲストはヴィーガンではないのでデザートはそのまま続行。夫にはフルーツを出しました。
未だにデザートは苦手分野ではありますが、騒ぎ立てるほどのことではなかったんですね。そんなこんなで戸惑いつつもヴィーガンライフをスタート。
確かに正しい知識やテクニックは必要。
だけどベジタリアンからヴィーガンライフへの移行はそんなに大変なわけじゃないことが徐々にわかってきました。
新しく学んだヴィーガンのテクニックは普通のレシピ本には載っていない斬新なアイデアがたくさん！！ヴィーガンチャレンジは面白く、新しい視点を生活の中に連れてきてくれます。
私の経験を基にしたヴィーガンアドベンチャーに役立つ情報を載せていきます！
みなさまどうぞお付き合いのほどよろしくです
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