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今日はそもそもヴィーガンとベジタリアンの違いについてです。
ここでは宗教理由での菜食は一旦切り離します。
なんかごちゃごちゃしてよーわからんくなるので
あくまで欧米発の一般的なベジタリアン、ヴィーガンについてとさせてもらいます。
日本語では菜食主義者（ベジタリアン）と厳格な菜食主義者（ヴィーガン）といわれたりしますが、そもそもの根本にある定義は大枠で見れば一緒。
雑だけど言い切っちゃう
動物が好き♡アニマルライツ
基本的に動物が好き！だから動物の生きる権利を守りたいというのがベジタリアン、ヴィーガンの根底にある考え方です。
なので肉（牛、豚、鶏など）、魚（魚介類、魚卵、貝類も含めて全て）、虫などの生き物から搾取するということを自分の意思で止めた人たちということになります。
動物からの搾取は食料として食べることだけではなく、
動物実験、毛皮製品、洋服、カバン、化粧品なども含まれます。
だから単に食べ物の話だけにとどまらず、ライフスタイル全体に関わることなのです。
大まかにまとめた後は違いについて！
食べるもの食べないもの
ベジタリアンもヴィーガンも肉、魚類（昆虫）は基本的に食べません。
注意が必要なのがゼラチン。ゼラチンは牛か魚から作られているのでベジタリアンもヴィーガンも両方NG食材になるのです。
ベジタリアンはOKだけど、ヴィーガンにはNGなのが
▶︎乳製品（牛乳、バター、チーズ、ヨーグルトなどの加工品）
▶︎卵
▶︎ハチミツ
忘れられがちなのがハチミツです。
ハチミツ意外だと思いますが、蜂がせっせと作ったものをガバッと人間が奪うところがダメなんですって🐝
ベジタリアン発祥の国と時期
ベジタリアンは数学者、哲学者で有名なピタゴラスがギリシャで提唱したとされています。ピタゴラスが動物に対する非暴力を掲げたのが紀元前５００年ごろなので、約２５００年前からある思想なんですね。
ギリシャは菜食料理の宝庫なのも納得。ちなみに普通の店で普通のメニューが無理せずにベジタリアン、ヴィーガンのものばかりなのでとても旅行しやすい場所なんですー！太陽サンサンのところで育った野菜も美味しいしね。
ということでベジタリアン、ヴィーガンの人にギリシャ行きはめっちゃおすすめです！！
野良猫が多いので猫嫌いの人は行くのやめた方がいいよって言ってますが、ベジ系の人で猫ダメな人はそもそも少ないですよね？
ヴィーガン発祥の国と時期
続いてヴィーガンはベジタリアンをもっと突き詰めた結果生まれたのでベジタリアンのだいぶ後、１９４４年イギリスで確立した思想です。
ベジタリアンに比べるとかなり最近だなって感じしますよね。
まだ１００年経ってない。
ちなみに「ヴィーガン」という言葉が生まれたのもこの年になります。
アニマルライツ提唱者でThe Vegan Societyの創設者であるドナルド・ワトソンさんがまとめた定義が
“to seek an end to the use of animals by man for food, commodities, work, hunting, vivisection, and by all other uses involving exploitation of animal life by man”
食用、商品、労働、狩猟、整体解剖など
人間による動物の利用、および人間による動物の生命搾取を伴うその他のあらゆる利用をなくすことを求める
になります。これは改良された現在版。
ヴィーガン食というのはもっと昔からあったけれども言葉もなければ定義付けもなかったので整理したのが１９４４年。
ヨーロッパで一番馴染みのあるヴィーガン認証も１９９０年にこの組織から始まりました。食品表示を見ずに、ヴィーガンだとわかるのは本当に助かるし、言葉がわからなくてもトレードマークがあるから安心してお買い物できるのがいいところ。
いきなりヴィーガンではなく、ベジタリアンの人がヴィーガンに移行するのはよくあること。思想は基本的に一緒でもう一段階アップグレードした感じでしょうか。
ベジタリアンとヴィーガンの違いなんとなく掴めましたか🌱
ではまた
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